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2018年10月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

  世界のソーシャル・ビジネス

 再び笠間。写真はNPO法人笠間グラウンドワークが運営する、民芸の里の集会所にあるストリート・ピアノ。お天気の日には外に設置されるとのことでした。賑わいが増えるといいですね。

 さて、今日は最近の世界のソーシャル・ビジネスの紹介をしたいと思います。私たちも何時の日にかPGに関係のあるソーシャル・ビジネスが出来るといいのですが・・・

 先ずはオランダ。運河の街オランダでエアー・ビ&ビーと組んで2011年に「プラスチック・ホエール社」が立ち上がり運河のあらゆるごみを網ですくいながら観光するビジネスです。乗船料金は3,300円。これまでに集めたペット・ボトルは14万本、ごみは3千袋になったとのことです。集めたペットボトル千本をを洗浄し、粉状にした後、ボートの船体として使われます。2014年にボート一艘が完成し、現在10艘にまで増えているそうです。

 次はニュージーランド。ニュージーランドは2017年に1,017人の難民を受け入れ、今後も受け入れを増やす方向です。そんな中、難民の若者がTシャツを製作・販売する「ユース・バタフライズ社」を設立、テクノロジーを活用したTシャツ販売で難民受け入れへの理解を促そうと努力しています。Tシャツのデザインのみならず、例えば裾につけられたQRコードをスマホでスキャンすれば、デザインのもとになった難民本人が綴った苦労の経験談が聴けるようになっているそうです。

 最後にアメリカです。NY、ブルクリンで注目されるアップサイクル家具についてご存知ですか?NYやロスアンジェルス等の米国の大都市圏において、持続可能な(サステナブル)な生活や環境造りへの関心が強まり、リサイクルの一歩先を行く、アップサイクル(即ち、他人には不要なもでも、いかに価値ある物に変化させるか)の使命を持った家具職人が自らの16年間の映像ディレクターのキャリアを捨て、成功しています。

 それぞれのストリーはオリジナルなもので、時代のニーズをとらえビジネスにすると同時に社会課題に挑戦しています。日本でも最近ユニークな社会起業家が育ちつつあります。社会起業家は一般的に若い人たちで、ビジネス経験の無い人たちであることが多く、ビジネス・モデルは素晴らしくても成功させるためには、経験のあるメンターが必要です。私は収益を求めるベンチャー企業はともかく、社会課題にチャレンジするソーシャル・ベンチャーが挫折するのは社会的損失だと考えています。日々是好日。

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