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人生いろは坂

夫婦活弁士むっちゃん・かっちゃん 

2018年09月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 私たちは趣味で活弁士もどきのようなことをしています。ことの始まりはピースボートに
乗って地球一周の旅をしたときでした。船の上では乗客を飽きさせないように様々な催し物が
行われ、それに伴うワークショップも行われていました。その一つが活弁でした。

 私たち夫婦は、この活弁にすっかり魅了され、無謀にも地元で活弁シネマライブなる
イベントを始めたのがきっかけで、自らも活弁士まがいのことをするようになりました。

 先日の口演を含め、色んなところへ何度出向いたことでしょうか。その度に驚きの目で
見られ、興奮した感想を聞かせて頂くようになりました。

 持っている映画素材には限りがあるものですから、何度も同じところへ行くわけには
いきません。せいぜい二回か三回、先日お邪魔したところは三回目でした。昨年、お聞き
していた要望もあって、ついに、とっておきの長編映画を持って行きました。

 かつて映画と言えば活弁士や楽士がお馴染みでした。トーキーと言われる台詞や音楽が
吹き込まれた映画が世に出るまでは、映画館には活弁士がいて楽士がいました。

 映画に合わせて「ブンチャカ、ブンチャカ」と楽士が音楽を奏でていました。そして
活弁士が上映される無声映画の前で熱弁を振るったのです。映画と音楽、活弁士の語りと
お客さんとが一体となったとき、映画館の中は最高潮に達したそうです。

 先日、活弁口演を行った場所は二十人ばかりの小さな会場でした。施設の方に聞きますと
会場のあちらこちらではハンカチを手にした人が涙を拭いておられたそうです。そうです、
この日、演じたのは「瞼の母」というおなじみのお涙ものの映画でした。

 私たち夫婦は、男性の台詞、女性の台詞を分け合って演じています。言わば夫婦での
掛け合い漫才のようなものです。従って、二人のタイミングを合わせるのが難しく何度も
躓きながら練習を続けています。

 私たちは、いままさに消えていこうとしている、活弁士が映画説明やスクリーンの中の
役者達の台詞を語るという日本独自の「語りの文化」を少しでも長く残しておきたいと
微力ながらがんばっています。

 活弁口演のご希望があれば書き込み欄にその旨を書き込んで下さい。喜んで相談に
乗らせて頂きます。

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