ほっこり

芋粥 

2018年09月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



9/1〜二百十日

9月に月が変わると気分も一気に変わるから
不思議なものです

ここ最近久し振りに芥川龍之介の短編集を読み返しています

その中に有名な「芋粥」があります

「摂政藤原基経に仕えている侍の中に、某という五位があった」の記述があります

旧記にその姓名が伝わっていない、おそらく平凡な男だったのだろうと書いてある
五位とは昇殿を許された者の最下位の位階です

この男が毎年「芋粥」を楽しみにている

そんなエピソードが書かれているのですが


今、同じものを無性に食べたいのです

山芋と甘葛(あまずら)の粥

あまずらみせん〜甘葛を煎じた汁〜を使います

甘葛を求めてスーパーに食材探しにいっても無い

北海道産のばれいしょを原材料とした「葛きり」しか売っていません

どなたかご存知の方があれば教えてください

食欲の秋、私の一番人気〜食べたい!


・・・

Lola&Hauser〜Moonlight Sonata 4:07
https://www.youtube.com/watch?v=AzWDs26YL9Y
夏は太陽、秋は月

・・・

「爽やかな朝」に拍手&コメントありがとうございました。御礼申し上げます



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月あかりさんへ

ぼてふりさん

もとより手に入らないだろうと諦めていました

やはり・・しかし・・メープルシロップ!

それ頂きです!

高級料亭では米に蜂蜜を入れてふっくらとしたご飯を炊きます

昔、砂糖の無い時代は葛やアケビを甘味料として使っていました

さっそく、試してみましょう!

ありがとうございます

2018/09/01 23:36:45

甘葛の汁でできた甘味料

月あかりさん

あまずらみせん は現代では手に入らないそうですよ。


同じく樹液から採る甘味料という事で
メープルシロップが紹介されています。

メープルは癖が強いので砂糖と混ぜると
良いとか。

この時代の芋粥はスイーツなんですね。
知りませんでした。

2018/09/01 23:12:10

漫歩さんへ

ぼてふりさん

私の人生、常に「グリコの看板」で〜す!

常にお手上げ状態です・・(笑)

でも、芋粥〜再現したいです!

雑炊や茶漬けはよく作るんですが
芋粥は未知の世界

好奇心いっぱいです

はよ〜う、食べたか〜!

2018/09/01 22:02:53

yinanさんへ

ぼてふりさん

朝顔のお写真〜素晴らしかった!

映画にお詳しいyinanさんなればこそ
感性豊かな表現でした

同じものでも見方を変えると
見えないものが浮かび上がってきますね
これ、好奇心の結晶だと思います

2018/09/01 21:58:54

シルクレッドさんへ

ぼてふりさん

葛の樹液から採集したものだろうと思っています

福岡・筑後地方にはあるのです

本物の「葛饅頭」が有名です

しかし、いざ食材となると売っていないのです
乾燥したものがあれば買い求め
ヤマイモの薄切りなどを混ぜて粥を作ろうかと考えています
デパ地下にないかな?
だし汁を加えたら美味しいのではないかと
思っています

2018/09/01 21:55:25

甘葛

シルクレッドさん

「芋粥」ってさつまいものお粥ではないのですね〜

「甘葛」ってはじめて聞いたのでネットで調べましたが売ってるところはみつかりませんでした。

「あまちゃずる」か「蔦」の樹液から取った甘味料なんですね。

秋の夜長にいい曲ですね・・・それに見ても楽しい
脚が長くて・・・(笑)

2018/09/01 21:04:31

見る角度を変える。

yinanさん

ぼてふりさん、今晩は〜!

ギャリーにコメントをありがとうございます。
視点を変えると言えば、
ぼてふりさんのブログの作品がそうです。

書かれた小噺は昔話等のお話を角度を変えて、
見事に変身させていますね。

今日のお話は、「芋粥」に触発されて
食欲に見事に転換させていますね。

2018/09/01 21:02:29

参りました。

漫歩さん

薩摩芋を焚きこんだ芋飯なら好物ですが、
今日の主役はこの歳になるまで聞いたことがありませんでした。
ウイキペディアで初めて何ものかを知りました。

ぼてさんの博識、味覚の幅広さ。
グリコの看板です。お許しを。(笑)

2018/09/01 20:42:14

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