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日々是好日
少し道草
2018年08月28日
テーマ:テーマ無し
最近の英国事情
写真は愛子さまがこの夏過ごされた英国名門のパブリックスクール、イートン校の風景です。さすがに夏休み中とあってイートンの学生は街には見られず、夏場には校舎と寮(ハウスと呼ばれる)が日本と中国向けにサマースクールとして貸し出されます。愛子さまが在学中にイートンを訪れましたが、勿論校内は立ち入り禁止です。
さてブレグジットの期限が来年に迫り、いろいろな議論があるようです。メイ首相は今や求心力を失っていますが、どこかの国と異なり、誰も首相になり手がいないのが実情のようです。国民投票をもう一度やり直す案もあるようですが実現の可能性は低いと思います。私の英国の友人たちに聞いても、「さてどうなるのか」とさっぱりわからないとのことです。
今年初めにメイ首相は「孤独大臣」のポジションを作り、一人住まいの高齢者が増加し、健康面、社会的孤立の問題に正面から対応するとの姿勢を明確に打ち出し、日本のTVやマスコミにも取り上げられました。いろいろな高齢の友人たちとの談笑の中でどのように思うかと訪ねても、「そんな大臣いたっけ」と国民の認識度もいまいちでした。
それでも英国には観光客が一杯で、ロンドンの街の様子には見た目では変化はありません。一昨日のブログで英国航空の乗客オーバーブックとその対応について書きましたが、私も当事者であったことから、サービス産業のあり方、従業員の対応能力、責任感という点では低下してきているのではと内心感じています。
ロンドン滞在中にソーシャルファイナンスUK、及び、オランダに本社を有するソーシャルファイナンスの専門銀行であるTriodos Bankを往訪する機会がありました。ソーシャルファイナンスUKはソーシャル・インパクト・ボンド市場でアドバイザー機能を持つ中間支援団体で、海外にも拠点を持つユニークな組織です。これから日本でもこの分野のファイナンスが自治体周りでも検討され始めており、この分野の先進国である英国に学んできました。
今年中には日本で初めて休眠口座資金がソーシャル・セクターで活用されます。この話題はこれからも取り上げていきたいと考えています。
「ハードブレグジット」の話題も議論に上ってきています。ブレグジット期限が迫ってきていることから注意を要すると思います。
[ロンドン 23日 ロイター] - 英政府は23日、欧州連合(EU)から合意なく離脱する「ハードブレグジット」に備えるための文書25件を公表した。今回公表された準備書の主な内容は以下の通り。
<通商>英国が合意のないままEUを離脱すれば、英国・EU間の財の自由な循環は停止する。EU諸国と取引のある企業は、関税や安全基準に関わる新たな書面上の手続きを行うことになる。企業は英国・EU間の財の移動についても、現在EU域外と行っている取引と同じように、間接消費税の手続き申請が必要になる。
<関税>英国は世界貿易機関(WTO)加盟国との間で、基準となる新たな輸入関税や原産地規則を導入することになるだろう。合意なくEUから離脱した場合、EU諸国にもこれらが適用される。新たな輸入関税は、EUが域外からの輸入に適応しているものとは異なるだろう。政府は、発展途上国に対する片務的な貿易特恵を継続し、輸出の混乱を避けるために世界各国に対してEUとの全ての自由貿易協定をそのまま適用するよう求める方針だと強調した。<金融サービス合意なくEUを離脱すれば、英国民はEUにおけるカード支払いのコストが増し、EU域内の企業はロンドンの銀行への投資を敬遠するだろう。政府は混乱を最小限に食い止めるために互恵性のない行動を取るとしている。
<補助金の管理>全国的に補助金を管理する体制を構築し、反競争的な補助金の管理を確実に継続する。EU離脱に関する取り決めによると、補助金に関するEU規則は英国の規則に置き換えられる。国内の補助金管理に関する規則は産業の全セクターに適用され、現行の適用除外規則もそのまま適用される。取り締まりと監視には英競争・市場庁(CMA)が当たる。
<医薬品>ヒトが使う医薬品と医療機器は自前の体制で規制する。企業は医薬品、医療機器、電子たばこなどに関する情報を英医療製品規制庁(MHRA)に直接提出する。EU諸国で行われたバッチテストの受け入れは継続する。EUの血液事業に関する指令は英国に適用されなくなる。英政府は離脱初日から血液の安全性と質の確保に務める。
<原子力>英原子力規制庁(ONR)が新たな安全体制を運用する。国内の全原子炉は新たな安全体制に従わなければならない。
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