メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

敏洋’s 昭和の恋物語り

えそらごと (五) 

2018年06月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 先日のこと「配達の折に注文の一つも貰って来い」と言われた。
(ジョーダンじゃない! その分の給料はもらってないぞ)と心内で毒付きながらも「はあ…」と生返事を返してしまった。
(情けない)と己を責めるが、先々月に買ったコンポーネントステレオの月賦支払いがあり、今は辞められない。
今朝の勢いは、すぐに溶けてしまうアイスキャンディーのようなものだ。

 いつもならば「ごくろうさま!」と返ってくるはずが、今日に限って何もない。
鎌首をもたげて覗き込んだ。
一望できる仕切りのない作業場には、誰も居ない。
誰かしらが必ず居るのだが、どうしたことか今日は無人だった。

部屋はだだっ広い空間で、壁には諸々の治具が掛けられている。
ステンレス製の定規が長短あわせて五種類があり、ハサミも大きな裁ち鋏から小鋏まで七種類がある。
製図用の横幅のある平机には三種類のアイロンが置いてあり、使い道の分からぬ小物治具が何種類かある。

そして階段を上がりきった角に、彼の天敵であるパターンやらハトロン紙が置いてある。
それらを車に積み込む折に、無造作に放り込んだところを主任に見咎められた。
破れやすい紙類の扱いについては、特に扱いを注意するようにと、常々言われていた。
それを怠ったと叱られたのだ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ