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吾喰楽家の食卓

B2F9番地に在った寿司屋の後釜 

2018年06月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

前夜、兄と飲んだ焼酎は、かなり多かった。
二日酔いを心配しながら、床に就いたのだが、取り越し苦労だった。
昨日は、すっきりと目が覚めた。
二日酔いを心配するくらいだから、許容範囲は超えていなかったようだ。
納豆と味噌汁の朝餉も、美味しく食べられた。
もっとも、この日も早い時間の昼餉になるはずなので、量は控えめにした。

朝餉の後、仲間たちとラインで遣り取りしていたら、その中の一人が寿司を話題にした。
前日、寿司を食べ損ねているから、無性に食べたくなった。
阿佐ヶ谷から隼町へ行くのには、JRで四ツ谷に出て、地下鉄に乗り換えることが多かった。
四ツ谷から永田町まで、南北線で一駅なので、最近は歩くことが多い。
ところが、昨日は前日に続き雨なので、地下鉄に乗ることになる。
それなら、少し遠回りだが、池袋から有楽町線に乗って永田町へ行っても、似たような料金だ。

わざわざ、遠回りをして池袋経由にしたのは、云うまでもなく、寿司を食べるためである。
朝の十時に寿司が食べられる店を、他には知らない。
今まで、ランチタイムしか、行ったことがなかった。
ところが、前日、蕎麦屋の帰りに、その寿司屋の張り紙を見たら、ランチタイムでなくても、結構、安い。
何時に開店するか知らないが、十時だとしたら口開けの客だった。
立ち食いとはいえ、握って貰いながら食べる寿司に、胸がわくわくした。

マグロの赤身から始めた。
この店のマグロは、赤身、中トロ、大トロの全てが、本マグロを使っている。
中トロに近い赤身で、ほんのりと脂がのっていた。
続いて、しめ鯖とヤリイカを食べ、赤身に戻った。
握り寿司八貫の後、かんぴょう巻を頼んで、おつもりにした。
以前、この店のシャリの軟らかさを、ブログで扱ったが、今回は、ちょうど良かった。

食に対する執着心は、我がことながら、呆れるしかない。
良く云えば、熱心さである。
現役時代、この熱心さを仕事に向けていたら、別の人生があったかも知れない。
前日、食べ損なった寿司のリベンジを果たした。
気分良く店を出て、隼町の国立演芸場へ向かった。
これで、B2F9番地に在った寿司屋の後釜が決まった。

   *****

写真
6月11日(月)の昼餉と国立演芸場



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