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吾喰楽家の食卓

重なった五分遅れ 

2018年03月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

墓参りに行く支度が済み、電車の時間を調べたら、発車まで五分しかなかった。
駅まで幾ら急いで歩いても、間に合わない。
三十分後の電車に乗ることにした。
休日のこの時間帯は、一時間に二本の電車しかない。
平日の時間は、頭に入っているが、休日は、うろ覚えだ。
五分早ければ間に合ったのだが、やむを得ない。

当初、昼餉は池袋で寿司を食べる予定だったが、時間が足りないので、JRの構内にある立ち食い蕎麦で我慢することにした。
小エビとイカが入った、海鮮かき揚げ蕎麦を選んだ。
右隣の男性も同じものを食べていたが、かき揚げの80%程の範囲に、一味唐辛子が厚く掛けてあった。
赤くなったかき揚げを、美味しそうに食べていた。
真似をしたいとは思わなかったが、蕎麦に掛けないのは、こだわりの食べ方なんだと、妙に納得できた。
前日に秩父で食べた蕎麦とは、まったくの別物だが、それなりに美味しく食べられた。

妻の実家へ、約束の時間に着いた。
一休みしてから、下の義妹家族と待ち合わせている鶴見駅へ、上の義妹の車で行った。
昨年、肘折温泉へ行った、七人での墓参りである。
寺の桜は満開で、天気が良いこともあり、気分良く墓参りができた。
いつもだと、皆で食事ということになる。
今回は、時間が異なるので、鶴見駅で解散することになった。

池袋駅はJR山手線の外回りと、東武東上線の一番二番ホームが隣接している。
幾ら隣でも、一旦改札を出ないといけない。
山手線が池袋へ着くと、目の前を小川行の快速電車が発車するのが見えた。
往路だけでなく復路も、五分早ければ間に合ったのである。
もっとも、三十分遅れたお陰で、デパ地下で買ったフライドチキンを肴に、晩酌のビールを美味しく飲むことができた。
五分遅れが重なったが、結果的には、良い彼岸明けを過ごせたと思う。

   *****

写真
3月24日(土)の昼餉と大祖堂の桜



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ゆりかごの夢さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

>前向きに考え、良い方に切り替えること。

自分に対する言い訳みたいなものです。

池袋から下り電車は、多くあります。
ところが直通の終点である小川まで行く電車で、なおかつ、小川で乗り換えるローカルの接続が良いのは、1時間に2本程度です。
ですから、目の前で行かれてしまうと、30分待つ破目になります。
誰も待っていない家ですが、用事が済めば、少しでも早く帰りたくなります。

2018/03/25 07:59:37

良いほうへ

ゆりかごの夢さん

おはようございます。

よく「時間に追われた生活」と言って
時間には急かされることが多々ありましたね。

五分遅れても、その代わり・・・が出来たと
前向きに考え、良い方に切り替えること。

心に余裕を持たれていればこそ、流石ですね。

2018/03/25 07:51:27

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