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年末年始の歌舞伎と落語の事情 

2017年12月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

今、手元に、国立劇場と国立演芸場のチケットが、各一枚ある。
「二枚しか無い」と、云った方が適切だろう。
十二月五日の国立劇場と、同十一日の国立演芸場のチケットである。
五日は、中村吉右衛門の『隅田春妓女容性』(すだのはるげいしゃかたぎ)で、三日目の会で入手した。
十一日は、“二代 立花家橘之助 襲名披露公演”で、国立演芸場の十二月中席公演だ。
中席は、十一日から二十日までだが、十二日の検査の前に観ることにした。
検査の結果が良くないと、その後では、折角の披露公演を楽しめない恐れがある。

公演ごとに日にちは異なるが、前月の決まった日に、翌月のチケット発売が開始される。
一日は、国立演芸場の上席と中席の、チケット発売開始日である。
ところが、一月は二日から七日まで、新春名人会があるので上席は無い。
検査の結果次第では、行けなくなる恐れがあるので、中席のチケットは購入しないことにしていた。
未練は残っていたが、発売直前に発表された出演者の顔ぶれを見て、諦めがついた。
問題は、新春名人会である。

新春名人会は、一月五日の桂歌丸と、七日の柳家小三治を観たいと思った。
ところが、五日は三日目の会の日で、国立劇場が決まっているから駄目だ。
七日の小三治は、激しいチケット争奪戦が予想される。
チケットの発売が開始される十二月十日は、地元の公民館(集会所)の大掃除の日だ。
班長全員に、召集が掛かっている。
掃除の合間にスマホで対応することも考えたが、神様が「行くな!」と、云っているように思えた。
だから、来春のお遊びは、今のところ、五日の歌舞伎しか予定がない。

十二月の風流寄席は、行くことにした。
検査の結果が良くなくても、緊急手術はないだろうから、行けるはずだと考えている。
十月と十一月、風流寄席に二ヶ月続けて行くことができなかった。
先月、国立演芸場で行われた“五代目圓楽一門会”を、パトラッシュさんと一緒に最前列中央で観た。
鳳楽師匠は、中入りで『鮑のし』を口演した。
その感想を、十二月の風流寄席で、師匠に伝えたいと思っている。

   *****

写真
12月1日(金)の昼餉と夕餉



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