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シングルシニアがゆく!

「シニア」と「老人」 

2017年06月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:「老人」にはなりたくない

前から思っていたこと。

「老人」あるいは「高齢者」と言われるのを嫌う60歳以上の方をあえて「シニア」というと、「老人」というのは、もはや、自己のプライド、自立心、自己そのものがなくなった人たちかもしれません。
つまり、「廃人」です。「もうお前はすでに死んでいる。」っていうやつです。

例えば、個人主義の発達した欧米先進国などでは、
老人ホームなどでホームヘルパーの人が週に何度か食料を持って老人宅に訪問して、在宅の高齢者に何か手伝おうとしても拒否する高齢者が多いそうです。要は、自分でできることは自分でする、という精神があり、他人の干渉を極力排除したいのです。これは、自立心、自尊心の問題なのでしょう。

もちろん体が不自由で自分一人では、生活ができない人は当てはまらない場合がありますが、その時でも「ホームヘルパー」はその高齢者が自分で動けるか、動きたいかを判断する必要があります。ヘルパーはあくまでも「補助」です。

それにひきかえ、日本では、何でも手助けしようとしすぎではないでしょうか。本当にその高齢者が手助けしてほしいのか、判断が必要です。その人の自立心、自尊心を妨げることのないような思慮が必要です。
「高齢者」もそれに甘えてしまうと何も自分でできなくなってしまいます。
歩けるのに歩けなくなってしまいます。
「高齢者」は肉体の衰えから精神が衰えてきます。

医療でもそうでしょう。医者は延命治療が医者の使命と思い込んでいるようですが、弱った高齢者の体を薬漬け、チューブ付けにして苦痛を与えてまで本当に延命治療する必要があるのか一考すべきです。「高齢者」自身も自分の身体のことですので事前に医者や家族に明確に説明すべきです。なんでも「お任せ」ではいけません。

さて、自分は「シニア」のままで人生を全うするのか、それとも「老人」になって「灰」になるのか。
自信はありませんね。
なので明日も「筋トレ!」。



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尊厳死協会

さん

に入会しております。
意識のはっきりしているうちに、
自分の意思を示しておきたいからです。

2017/06/27 13:28:49

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