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理想の死に方 

2017年06月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然死

昨夜枕元にあった本の中で医師の中村仁一さんの書いた文章があり、それを読んで思い出しました。
学生時代からほとんど一人暮らしだった私が40歳から考えていた理想に死に方。
今もその思いは変わらないので今後もそうかもしれません。

あるアパートの住人たちが
「最近ここのおじいさん見かけないねぇ。」
「でもちょっと異臭がしない?」
「まさか、死んでるんじゃない?」
「大家さん連絡して〜!」
となって合鍵で中を開けると、布団の中でおじいさん(私)の白骨死体がありました。
「老衰」でした。

机の上には、万一に備えて「遺書」が置いてあり、その中には
・直葬希望
・あるお寺での自然葬(樹木葬)(永代供養でお寺に支払済。連絡先も明記)
・大家へのお願いとお詫び
「ご迷惑おかけして申し訳ありません。」
「室内にあるすべての荷物の破棄とその費用、ハウスクリーニング代」はお支払いします。
・東京都(所在地の市町村もしくは区役所)へのお願い
「私の死亡によりかかった費用全ては、机の上にある預金通帳から支払いいたしますので手続きお願いいたします。」
・実家の連絡先(もう誰もいないかもしれませんが)

なんて考えていたことを思い出しました。

その中村医師によると現在、亡くなる方の9割が「病院死」で医者に散々いじられて苦しんで死ぬそうです。
それに比して昔は、自然に老衰で亡くなる場合が多く、その場合は痛みもなく穏やかになくなるそうです。
死に近づくと、何も食べたくなくなり、脳内からモルヒネの様なものが分泌され痛くもないそうです。

それを「自然死」と呼ぶそうですが、知りませんでした。

私もこういう風に死にたいな。
「生まれる時も一人、死ぬ時も一人。」
本には、孤生、孤死、孤来、孤去、何とか書いてあったな。

ジムへ行く前のタリーズにて



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