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落語データーベース
2017年06月16日
テーマ:古典芸能
前夜、四時間掛けてExcelの資料を作成した。
ところが、昨日、見直すと、あちこちに不具合が見付かった。
原因は色々あるが、演題の例だと、漢字や平仮名の使い方に起因するものが多かった。
オリジナルの資料は、終演後に国立演芸場が公表する、その日のネタ帳を元に作成した。
その元が、色々なのである。
例えば、今回の資料には、『代り目』と『替り目』の二種類があった。
両者は、同じ噺だ。
どちらが正しいとは云えないが、噺の中の使い方から『代り目』に統一した。
「お銚子のお代り」という意味で、オチに登場している。
昨日、二時間掛けて手直しをして、一応、落語データーベースが完成した。
国立演芸場に通い始めたのは、一昨年の二月からのことである。
出演者と演題が資料に残っているのは、二回目の四月からだ。
それから現在まで、二年三ヶ月(二十七ヶ月)が経った。
その間、国立演芸場で七十回の公演を観て来たので、月平均だと三回近くになる。
ここまでは、従来の資料でも分かる。
今回、作成した落語データーベースによると、七十回の公演で噺家の延べ出演者は、四百三十人だと分かった。
一回の公演で、平均六人の噺家が、出演したということになる。
定席(上席・中席)に限ると、噺家が七人、その他の芸人は三人といった感じだ。
出演した噺家は約二百四十人、高座に上がった演題も同じく約二百四十種類になる。
以下、噺家と演題について、詳しく検討してみる。
一番多く観た噺家は、林家正蔵で十一回、続いて、桂歌丸・鈴々舎馬桜・林家正雀が七回、金原亭馬生・柳家小さん・林家彦いちが六回になる。
林家彦いちが、多いのは意外だった。
調べてみたら、林家正蔵や春風亭一朝と、一緒に高座に上がることが多いからだと分かった。
柳家小三治の名が上位に居ないのは、チケットが買えないことが原因である。
今までにチケットが取れたのは三回しかなく、その数以上、無念の涙を呑んでいる。
高座に上がった演題で、回数が多いのは次の通りだ。
『親子酒』(十回)、『子ほめ』(九回)、『真田小僧』(九回)、『元犬』(九回)、『片棒』(八回)、『初天神』(七回)となる。
『親子酒』と『片棒』以外は、全て前座か二ツ目の口演である。
特に前座が多い。
前座は、文字で云えば楷書の芸だから、個性は少なく、噺家個人に対する印象は薄い。
とは云え、何れも良く出来た筋書で、落語の初心者にも楽しめる噺だ。
『親子酒』と『片棒』は、真打の中でも、トリや中入りを務める噺家が口演することが多い。
『親子酒』は九人の噺家が口演しており、小さんだけが二回だった。
親子が同じ日に禁酒の誓を破り、「顔が七つも八つもある息子に身代は渡せない」と云う父親に、「こんなにグルグル回る家は要らない」と息子が応じるオチである。
親子の酔いの演じ方が、見所の噺だ。
『片棒』は、登場人物が、太鼓や笛などの和楽器を、口で真似るのが聞かせ所と云える。
真打と云えども、若手では難しい。
六人の噺家が口演しているが、柳亭市馬だけが三回なのは、十八番(おはこ)なのだろう。
明日、予定外のことだが、銀座風流寄席の前に、国立演芸場の中席を観ることになった。
前座を含め、十組の芸人が出演する。
その内、噺家は六人で、出演者が分かっているのは、前座を除く五人だ。
早速、今回のデーターベースで調べたら、五人の内、四人が過去に観ていた。
トリを務める三笑亭茶楽は、『たちきれ』と『芝浜』の二回、観ていた。
噺家に対する記憶は曖昧だが、『たちきれ』は、しっとりとした良い噺だったことを覚えている。
このことを知り、明日が楽しみになった。
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写真
6月15日(木)の昼餉(カツオの漬け丼)と夕餉(ハタハタの一夜干し)
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