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吾喰楽家の食卓

芝居in中目黒 

2017年06月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

中目黒へ行くことになった。
女優の四天王寺紅(こう)さんが出演する、『楽屋』を観るためだ。
銀座風流寄席で、紅さんと御近付きになった。
先月、共演の小早川真由さんと一緒に来られ、パトラッシュさんと私は、二人と同じテーブルだった。
その時、この芝居のことを知った。
中目黒は、数年前、二人の義妹と飲みに行ったことがある。
古くは、高校生時代のガールフレンドが、中目黒に住んでいたので、よく送って行った思い出がある。
とはいえ、最近の中目黒は、皆目、分からない。

前日、阿佐ヶ谷に泊まったので、パトさんと一緒に中目黒へ行くことにした。
パトさんが暮す西荻窪とは、JRで二駅しか離れていない。
早目にパトさんが経営する、西荻mini囲碁サロンへ行き、少しお喋りをしてから、中目黒へ向かった。
西荻窪から中目黒までは、新宿と渋谷で乗り換え、丁度、一時間ほどの道中である。
パンフレットの地図によると、会場のウッディシアター中目黒は、駅から近い。
ところが、ビルの地下にあるので、入口は一般の劇場とイメージが異なり、通り過ぎてしまった。
幸い、パトさんが気づき、事なきを得た。

開場十五分前であるが、下りて行くことにした。
ロビーに居た真由さんが、笑顔で出迎えてくれた。
彼女は、女優Dをダブルキャストで演じるが、生憎、この日は出演日ではなかった。
それでも、プロローグとエピローグを受け持ち、声だけ出演するそうである。
パトさんとのツーショットを、彼女へ届いた生花の前で撮らせて頂いた。
すると、「三人で撮りましょうよ」と、受付のスタッフに私のスマホを渡し、撮影を頼んでくれた。
初対面から感じていたが、真由さんは気配りの利く人だ。

程なく開場になり、真由さんのアドバイスに従い、前から三列目の上手側に座った。
その席は、紅さんの演技を、正面から観られるらしい。
この辺りも、真由さんの気配りである。
遅れて来た客がいたので、開演は数分遅れた。
座席数が七十程の、ミニ劇場ならではの対応だ。
下手側の舞台下で奏でるバイオリンの音色に乗って、舞台は進行した。

A4サイズ用紙の裏表に印刷された、プログラムの一部を抜粋して紹介する。

   *****

チェーホフ作「カモメ」の舞台の主演女優の楽屋に二人の女優の亡霊が住み着いています。そこへプロンプター女優(お客様に見えないように隠れて、主演俳優がセリフを忘れた時に教える人)が主演女優に役を返せと迫ります。ちょっと滑稽で、ちょびっとホラー?ちょっぴり切ない4人の女優のお芝居です。(原文のまま)

   *****

正直に云うと、紅さんが演じる女優Aと、女優Bが亡霊だと気づくまで、芝居がよく分らなかった。
二人は、お喋りをしながら、長いこと化粧をしていたのを、不自然に感じていた。
勿論、亡霊だと気づいた途端に、問題は解消した。
プログラムを、開演前に読んでおけば良かったと、少し後悔した。
私は、この種の芝居を観るのは、四十年ぶりになる。
前回観たのは、タイトルを忘れたが、主演は西村晃だった。
それが、最初で最後と思っていたが、図らずも、今回が二度目になった。
来月、紅さんは、高円寺の劇場に出演する。
シェイクスピア原作『十二夜』だ。
行くべきか行かざるべきか、今、思案している。

   *****

写真
6月9日(金)撮影 : 開演前に小早川真由さんと



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みのりさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

落語家ではなく、舞台女優さんです。

男の私の目から見ると、特別な美人ではありません。
でも、気配りの利く、非常に魅力的な人です。

2017/06/11 11:01:44

美人ですね

みのりさん

吾喰楽さん
美人ですね
落語家なんですか?

2017/06/11 10:53:09

よねすけさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

中目黒の公演は、チェーホフ作「カモメ」を公演している楽屋が舞台ですが、物語自体は日本の物です。
ところが、来月の公演は、シェイクスピア原作です。
私も、シェイクスピアを理解する自信がありません。

なにせ、落語と歌舞伎をこよなく愛する男ですから。

2017/06/11 09:59:45

歌劇

よねすけさん

友人に、こういう、外国人の演劇が好きな人がいて
俺は、こういうのに、全く門外漢なので、理解しようと、よく聞いたんですが、ますます解らない。
テレビはほとんど、見る習慣がないんだけど、NHKの放送でやってるからというので、シエイクスピアの芝居を見たが、意味不明、理解不能、真剣に見てると、頭痛がしてくるので、やめました。やっぱり、俺的には、回しがっぱに三度笠、演歌の世界のほうが、解りやすいですね。

2017/06/11 09:34:55

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