雨のオフ会in久里浜

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吾喰楽家の食卓

2017年06月09日ナビトモブログ記事
テーマ：生活

関東地方は、前日、梅雨入りしている。
家を出たときは、雲こそ多かったが、雨は降っていなかった。
金沢八景の辺りで、ポツポツ始まった。
約束の時刻より少し早く、京急久里浜に着いたときは、本降りになっていた。
既にアダージョさんは、愛車で待っていた。
ご存知の方も多いと思うが、自宅に置いておいた車のボンネットに悪戯され、傷を付けられた。
私は初対面だが、車の写真を見ていたから、直ぐにアダージョさんだと分かった。

喜美さんのお宅に着くと、もう一人の参加者のnonnonさんは、既に来ていた。
我々が着くのを待ち、喜美さんは天ぷらを揚げ始めた。
度々の「熱々の内に」という、喜美さんの言葉に、遠慮なく食べ始めた。
今回、私が用意したのは、食前酒はビール、食中酒は清酒(獺祭)、食後酒はウイスキーのハイボール。
それも、極、少量である。
酒を飲むのは、私だけだったからだ。
「いつもの私の気持が、分かるでしょ」と、喜美さんに云われた。

天ぷらに使った海老は、家業を継いだ弟さんから届いたものだ。
胡麻油でカラリと揚げてあり、専門店に負けていない。
シラスは、単独で器に盛ってある。
「これが、沼津の食べ方よ」と、喜美さんは云う。
勿論、色々な刺身だって、悪くない。
マグロ、タイ、ホタテ、シメサバ、何れも美味しい。
また、煮しめの出来は、見事と云うしかない。
到底、私には真似が出来ない。

獺祭を飲みながら食べた佃煮が、実に良かった。
とはいえ、既製品を誉めるのは、憚れた。
その由来が分かり、無用な配慮だと知った。
塩辛は、弟さんの会社製だった。
ウニの原形が少し残り、「イカとウニの和え物」というのが相応しい。
カツオの角煮は、弟さんの奥さんが作ったそうだ。
驚きの極めつけは小魚の佃煮で、残り物のシラスを使った、喜美さんの手作りだったことである。

他にも驚いたことは、たくさんある。
毎日、「戯言」と題したブログを投稿している、アダージョさんが酒を飲まないことだ。
てっきり、一杯機嫌で「戯言」を書いていると思っていた。
喜美さんやnonnonさんからも、興味深い話を色々聞かせて頂いた。
皆さん、有り難う御座います。
楽しい一日でした。
これからも、お互い、健康に留意して過ごしましょう。