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吾喰楽家の食卓

酒屋の店先? 

2017年06月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

正月明け、大吟醸の売れ残りが、半額で売っていた。
賞味期限は、ずっと先だったので、まとめ買いした。
正月用に仕入れたとはいえ、売り急ぐのを不思議に思った。
よく考えたら、毎日の晩酌で、大吟醸を買う人は少ないのかも知れない。
私自身、晩酌は普通酒か、せいぜい上撰が多い。
まとめ買いした、大吟醸を飲み切る頃のことだった。
今度は、芋焼酎の赤霧島と、茜霧島を見つけた。
赤霧島はプレミア付きのことが多いが、今回は通常価格での販売だ。
茜霧島は、初めて聞く銘柄なので、新製品だろう。
双方を、三本ずつ買った。

その焼酎も、茜霧島が一本だけになった。
今度は池袋で、獺祭の純米大吟醸を、見つけた。
勿論、プレミアは付いていない。
まとめ買いしたいところだが、落語を聴きに行くのに、重い荷物を持ち歩く訳には行かない。
四合瓶を二本、多くても三本買うのが、精一杯だ。
その日は、酒を持って、阿佐ヶ谷の生家に泊まった。
兄も、愛飲家である。
その日以降、自宅に持ち帰る獺祭は、三本が二本、二本が一本になった。
ようやく、七本溜まった。
酒は飾って楽しむものではないので、この先、じっくりと味わいたい。

学生時代、デパートの酒売場で、アルバイトをした経験がある。
当時、灘の酒が幅を利かしていた。
清酒は、人気が出ると品不足になり、近隣の酒蔵から桶買いをするので、品質が落ちる。
その後、灘から新潟へ清酒の人気は移った。
銘柄名に梅の字が付いた、三銘柄が、もて囃された。
清酒の品質が上がったのは、等級制度が廃止されてからだと思う。
価格も、銘柄により、まちまちになった。
大雑把な云い方をすると、概して、高い酒は美味しい。
清酒や焼酎の人気銘柄には、プレミアが付くようになったが、その種の酒は、買わないことにしている。
いや、買えないと云った方が、正確かも知れない。

獺祭を池袋で買い始めてから、三週間が経った。
一昨日も買ったが、売切れないのを不思議に思う。
“毎日飲んでも一週間はもつ”は、冗談で、そんなには飲まない。
一人の晩酌だと、清酒は一合程度である。
もっとも、食後酒として、芋焼酎のオンザロックを一杯、飲むことが多い。
だから、獺祭は、一ヶ月近くもつはずだ。
たとえ、少しずつでも、一ヶ月飲み続けることで、その味に慣れてしまう可能性がある。
後遺症が、心配だ。
飲み終えたとき、普通酒が、飲めなくなることはあるまいか。
今から心配しても、しょうがないが。

   *****

写真
6月6日(火)の夕餉(超手抜き)と獺祭(四合瓶)



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シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

度々のコメント、有り難う御座います。

そうなんです。
このお酒、わが家の近くでも入手難です。
たまにあっても、二倍ほどのプレミア価格です。
重い想いをして持ち帰る気持を、ご理解頂けると思います。

>茹でた冷凍のお蕎麦でお気に入り

自分で冷凍保存した、生麺を茹でています。
饂飩でも同じことをしていますが、饂飩に比べ蕎麦は冷凍すると、少し味が落ちるようです。

通販出来るか調べて、後ほどご連絡します。

2017/06/07 13:43:03

写真、圧巻ですね

シシーマニアさん

日本酒に余り縁が無いので、喜美さんのお宅で、師匠が持参なさった「獺祭」をはじめて味わって、余りの美味しさにすいすいと杯(グラス)を重ねてしまいました。

でも、そんな貴重な銘柄とも知らず、買ってみようかなと思い、デパートで探してみたものの、当然見当たらず、きっと師匠が東京の地元のお酒をお持ち下さったのかと、納得していました。

ところが、ところが、でしたね。
このシニアナビのお陰で、少しずつ常識が蓄積されていって、本当に楽しいです。

吾喰楽さんのブログは、毎日アップされているので、朝起きてパソコンに電源を入れたら、大抵まずアクセスします。

そういえば、茹でた冷凍のお蕎麦でお気に入りのがある、と読んだ覚えがあります。
当地では、茹でた冷凍のおうどんは、お気に入りを探し当てたのですが、お蕎麦はイマイチ・・。

通販出来る様でしたら、お教えて戴けたらな、と・・。

2017/06/07 13:19:11

シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

今では、スコッチウイスキーも安く買えるようになりました。
でも、曖昧な記憶ですが、ロスで買うスーパードライが80円くらいだったと思います。
酒に関しては、私は高額納税者かも知れません。

それにしても、我ながら、能天気なブログですね。
そうしていられる幸せに、感謝です。

2017/06/07 11:45:10

税金を飲んでいる・・?

シシーマニアさん

ジョニ赤で、思い出しました。

大学卒業後に留学した年、デパートで見たスコッチウィスキーの、余りの安さに仰天しました。
貧乏学生が、自分へのクリスマスプレゼントとして、ジョニ黒を購入。色々な人へ、値段を書いて、自慢の手紙を出したものです。

今も、海外へ行く度に、お酒が安いのには感激します。移住しようかと、半ば本気で考えたこともあります。

2017/06/07 09:22:12

村雨さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

私は、小田急デパートです。
接客は勿論、外商部の伝票に基づき、梱包作業もしていました。
今でも、包装は上手ですよ。

当時、ジョニー赤が、8,000円もしました。
桐箱入りは、お中元や、お歳暮の人気商品でした。

初任給が20,000円の時代に、60,000円稼いだことがあります。
週休0日、毎日、残業でした。

2017/06/07 09:05:00

明治屋で

さん

中元や歳暮の季節は、何度もアルバイトしました。箱詰めのワインなどを、その場で包装して客に渡したことなどを思いだしました。
当時は送るだけでなく、持参される方も多かったようです。

2017/06/07 08:50:30

みのりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

はい、酒なら、何でも飲めます。
清酒・焼酎・ウイスキー・ワイン・ビール・・・

ブランデーは、積極的には飲みません。

2017/06/07 08:13:27

パトダッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

「八海山」と「獺祭」を交互とは、良い組み合わせですね。
最近、「八海山」は、買い易くなりました。
私も好きな酒です。

私は、「吉乃川」の辛口を愛飲しています。
コストパフォーマンスが、高い酒です。

「吉乃川」と「獺祭」を交互に飲めば、二ヶ月もちますね。

2017/06/07 08:10:15

お酒

みのりさん

お酒はなんでも好きな
ようですね
私は飲めません 🍶

2017/06/07 07:35:23

大丈夫

パトラッシュさん

私は晩酌に「八海山」と「獺祭」を交互に飲っております。
獺祭には「豊饒」を、八海山には「清雅」を感じます。
女性に喩えるなら……
片や「艶然たる」こなた「繊研たる」ということになります。
どちらも美女、要は、好みの問題です。
飽きるなど、ありません。

それにしても、並びましたね、獺祭。
壮観です。
獺は、獲った魚を、岩に並べ、悦に入るようです。
飲兵衛は、貯めた酒を並べ、その満悦の程を示す。
どちらも、いい光景です。

2017/06/07 07:30:51

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