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吾喰楽家の食卓

モズクとアカエビのパスタ 

2017年03月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

今日、国立演芸場の中席を観に行く。
六日に国立劇場で、歌舞伎『伊賀越道中双六』を観て以来の東京だ。
この間、自宅で料理作りを楽しんでいた。
と云っても、台所に入り浸っていた訳ではない。
日々の炊事で、我がポリシーの「安くて」「美味しくて」「簡単に」を、実践していたに過ぎない。
印象に残った料理は、フルーツトマトマリネ、黒豚スペアリブ、ナメタガレイの煮付け、そして、今回のパスタである。

前々日の朝、テレビで見た、イタリアンシェフのマリオ・フリットが作る、アカモクのパスタに興味を持った。
リングイーネとアカモクの他に、エビ、タマネギ、茄子、セロリ、ズッキーニ、パプリカなどを使っていた。
リングイーネは、ストックがある。
アカモクは、モズクで代用しよう。
パスタに必要な野菜は、タマネギしか無かったが、わざわざ揃えるのも面倒だ。
有頭エビだけ買い、野菜は、春キャベツで間に合わせることにした。

テレビで見たアカモクのパスタを、再現するのが目的ではない。
イタリア人シェフが作る、パスタの手順を覚えたかった。
アサリやイカでも、良かったのかも知れない。
でも、エビの頭を使って、香をオリーブオイルへ移すことも、試したかった。
茹で時間を短くし、その分、フライパンでの処理を長くし、ソースの旨味をパスタへ染み込ますことも、遣りたかった。
今回のことで、パスタのレパートリーが、増えることを目論んだ。

生モズクは、たっぷり使ったつもりだったが、見た目は存在感がなかった。
ところが、食べてみると、モズクの旨味がパスタに染み込んでいて、中々いい。
エビの香は、期待したほど、オリーブオイルへ移っていなかった。
もう少し長く、エビの頭を炒めた方が良かったかも知れないが、不味いということではない。
エビとモズクが醸し出す磯の香は、控えめで上品な味とも云える。
「金が取れる味」だと思う。

オリジナルのパスタ
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170314/recipe_1.html

   *****

写真
3月16日(木)の昼餉と夕餉



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レモングラスさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

パスタの写真、少しピンボケですね。
早く食べたい一心で・・・

男の私でも、誰かに食べて貰い、「美味しい」と云ってくれた方が、張合いがあります。
でも、食いしん坊だからか、自分の為にも頑張れます。

2017/03/17 23:22:15

素晴らしい!

さん

思わずゴクリとしてしまいます。
私は某駅舎内でカフェを一人で切り盛りしています。
ハンバーガーが人気です。
お料理をすることは大好きですが、自分一人のためには作りません。
ですので、吾喰楽さんには驚きです。
男性と女性の違いでしょうか。
女性は美味しいと言ってくれる人のためなら料理に骨を折ることは惜しまないのですが、自分だけのためなら納豆だけ毎日でもOK(私だけかも?)

2017/03/17 23:09:11

みのりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

初めての組み合わせですが、美味しく食べました。

2017/03/17 08:58:21

ぐでたまさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

アカモクは、簡単には手に入りません。
そこで、白羽の矢が、モズクという訳です。

和食の料理人が、アカモクのかき揚げを作っていました。

2017/03/17 08:56:51

パスタ

みのりさん

吾喰楽さん
 赤エビとモズクのパスタ
おいしそうですね
パスタは大好きです。

2017/03/17 08:49:30

モズクは大好きです

ぐでたまさん

パスタに入れる発想はなかったので、このレシピ試したいと思います。
かき揚げにモズクもあいますよ。

2017/03/17 08:22:30

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