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吾喰楽家の食卓

アカモク&モズク 

2017年03月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

和食、中華、イタリアンの料理人三人が、同じ食材を使って異なる料理を作るテレビ番組を見た。
昨日のテーマは、アカモクだった。
聞き慣れない名前だが、海藻には見覚えがあった。
テレビを見ながら、アカモクをパソコンで検索してみたら、「秋田ではギバサ、山形ではギンバソウ、新潟ではナガモという」と、判った。
番組の途中で、「秋田では、ギバサと呼びます」と、視聴者からのFAXを紹介していた。
検索した内容と、一致した。
「新潟では、ギンバソウです」は、新潟の視聴者からだ。
一致しない。
行政上の県境と、文化圏の境は違うようだ。

イタリアンのシェフは、リングイーネとエビを使って、アカモクのパスタを作った。
エビの頭で、オリーブオイルへ香を移した。
今度、この方法を試してみよう。
和食は、かき揚げだった。
温度管理が、難しそうだ。
最後は中華で、中華風親子丼を作った。
鶏のモモ肉を、厚さを揃えてから、一口大に叩き切っていた。
中華包丁だから出来る切り方だ。
それぞれ、美味しそうだが、肝心のアカモクが手に入り難い。

番組が終わり、今度は、ナガラモで検索してみた。
二月に氷見で採れる海藻で、魚津へ単身赴任していたとき、よく食べていた。
テレビでアカモクを見て、ナガラモに似ていると思っていた。
予想は、当たった。
富山でナガラモと呼ぶ海藻は、アカモクのことだった。
「十年前、一袋で百円くらいだったのが、今は五倍もする」という、記事を見つけた。
当時、行きつけの床屋で、ナガラモを話題にしたことがある。
魚津出身の女将さんが、県内の氷見で採れるナガラモを知らなかった。
当時は、余りポピュラーではなかったのだ。

モズクが、アカモクの代わりにならないか考えた。
今まで、酢の物でしか食べたことがなかった。
最近、雑炊や味噌汁に使ってみたが、結構、いける。
昨日のテレビを見て、モズクパスタのアイディアが浮かんだ。
勿論、パスタはリングイーネ、具はエビを使いたい。
ところで、魚津のモズクは、茹でる前のスパゲッティ(1.9mm)くらいの太さがあり、まるで黒い針金のようである。
岩モズクという名前だが、旬はホタルイカが終わる五月で、ポリポリとした歯応えが何とも云えない。
一昨日、富山産のホタルイカを、スーパーで見かけた。
こんなことを書いていると、魚津へ行きたくなるので、困る。

   *****

写真
3月14日(火)の昼餉(リングイーネ)と、夕餉(わらじメンチ1/2)



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みのりさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

何れも、ねばねば(フロコダイン)が、体に良いそうです。
特に、酢との相性がいいですね。

2017/03/15 16:25:46

アカモクとモズク

みのりさん

吾喰楽さん

 アカモズクとモズク
体に良さそうなお料理ですね
モズクは大好きです。

2017/03/15 16:17:22

喜美さんへ

吾喰楽さん

喜美さんの二つのコメントの間にあった、私のコメントを、操作ミスで消してしまいました。
最近、私のパソコンは不調です。
他意は御座いませんので、悪しからず。

2017/03/15 08:32:50

喜美さんへ

吾喰楽さん

わざわざ、有り難う御座います。

醤油に昆布を入れますが、そのイメージでしょうか。
今、検索して現品を確認しました。

2017/03/15 08:28:00

書き間違えか

喜美さん

頂き物は其れの入ったお醤油とお酢の詰め合わせです

2017/03/15 08:03:47

お正月

喜美さん

あかもく醤油とあかもく酢の詰め合わせ頂きました
それには海老 蟹の近くに
はえているとの事が書いてありました

2017/03/15 07:43:11

おとめゆりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

生は茶褐色で、粘りはそれ程でもありません。
ところが、熱湯を通すと緑色に変わり、凄い粘りが出ます。
磯の香が、何とも云えません。

2017/03/15 07:01:23

アカモク

さん

何か聞いたことのある名前だなぁと思っていたら、先日テレビの通販番組で見ました。粘りがすごそうだなぁと思ったのを思い出しました。

2017/03/15 06:56:26

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