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2017年02月20日 外部ブログ記事
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 ソーシャルビジネスグランプリ2017


 昨日、虎ノ門Nissho Hallで開催されたプラチナ・ギルドの会・会員の田中学長(社会起業家大学)が主催する ソーシャルビジネスグランプリ2017にご招待いただきました。社会を変えようと頑張る、社会起業家と政治起業家を表彰する年に一度の発表会です。社会起業家部門は特段コメントなし。

 今回の政治起業家のグランプリは2016年3月まで23年間クローズアップ現代(NHK)のキャスターを務めた国谷裕子さん。受賞記念スピーチはシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美さんとのトークショーの形で行われました。昨年三月に唐突に降板した経緯こそ明確には質問に答えられませんでしたが、米国で教育を受けられ、自分なりのキャスターの立ち位置をしっかりこなしてきた国谷氏の思いは十分伝わってきました。今後はフリーとなり、国連の持続可能な成長目標について勉強をされるとのことでした。非常に面白いトーク・ショーでした。

 「クローズアップ現代」ホームページによれば概略以下の通り。
 安倍政権からの圧力によって、23年間キャスターを務めてきた『クローズアップ現代』(NHK)を3月で降板した国谷裕子キャスター。最後の放送以降、国谷氏はメディアに姿を現していないが、じつは降板後初となる文章を、現在発売中の月刊誌「世界」(岩波書店)5月号に寄せているのをご存じだろうか。
 しかも、国谷氏はこの寄稿文のなかで、あの“事件”についても言及。それは国谷氏のキャスター降板にいたるきっかけとなったと言われている、2014年7月に『クロ現』で行った菅義偉官房長官へのインタビューだ。
 この日の放送は、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認について政権の要である菅官房長官に話を聞くという主旨だった。官邸としては格好の説明の場だと踏んだのだろうが、しかし、キャスターの国谷氏は厳しい質問を繰り出し、菅官房長官ならびに官邸は激怒。その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強め、最終的に国谷氏のキャスター降板まで追い詰めた。
 それにしても、メディアへの圧力担当ともいえる菅官房長官に生放送で相対し、国谷氏はどのような心構えで挑んだのか。その思いを、国谷氏はこのように綴っている。
〈インタビュー部分は一四分ほど。安全保障にかかわる大きなテーマだったが与えられた時間は長くはなかった。私はこの憲法解釈の変更に、世論の中で漠然とした不安が広がっていることを強く意識していた。視聴者はいま政府に何を一番聞いてほしいのか。その思いを背に私は何にこだわるべきなのか〉
 そして国谷氏は、菅官房長官に集団的自衛権の行使にかかわる問題点を次々に質した。──このときの国谷氏の質問内容はいずれも正鵠を射るものだった。国谷氏の仕事ぶりを振り返るためにも、以下に並べよう。
「確認ですけれど、他国を守るための戦争には参加しないと?」
「なぜ今まで憲法では許されないとしてきたことが容認されるとなったのか、安全保障環境の変化によって日米安保条約だけではなく集団的自衛権によって補わなくてはならない事態になったという認識なのでしょうか」
「憲法の解釈を変えるということは、ある意味では、日本の国のあり方を変えることにもつながるような変更だと思いますが、外的な要因が変わった、国際的な状況が変わったということだけで本当に変更していいのだろうかという声もあります」
「非常に密接な関係のある他国が強力に支援要請をしてきた場合、これまでは憲法九条で認められないということが大きな歯止めになっていましたが、果たして断りきれるのでしょうか」

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