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2017年02月04日 外部ブログ記事
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 シリコンバレー発「アルゴリズム革命の衝撃」櫛田健児


 著者はスタンフォード大学アジア太平洋リサーチ研究所・リサーチアソシエート、キャノングローバル戦略研究所・インターナショナル・リサーチ・フェロー。本書の存在は朝のNHKラジオ番組「著者に聞く」で紹介されたもの。

 グーグル、アップル、フェースブック等のインターネットの巨人たちはもとより、インテル、オラクル、シスコシステムといった前世代の巨人たちも現役である。そして今、ストリーミング動画配信のネットフィリックス、自動車配車サービスのウーバー、民泊マッチングのエアービー&ビーなどの新勢力が世界市場を狙っています。これらの企業はシリコンバレーのエコシステムの中で生まれ、育ち、大きな事業となってきました。現在シリコンバレーで起こっている地殻変動の中身は、クラウドコンピューティング、IOT、フィンテックなどの破壊的イノベーションの大領域であり、キーワードは「自動化」なのです。人間の活動を「取り込み」、「変形し」、「置き換え」、「自動化する」。それをソフトウエアーのアルゴリズムにより実現するのです。

 自動化により、コストは劇的に下がり、生産性は上がります。既存の業界を変貌させる、ある意味で破壊的なイノベーションなのです。日本企業がシリコンバレーのエコシステムを活用し、ここで生まれる破壊的イノベーションを上手に取り込めるかどうかが試されているともいえます。

 この本のチャプターは①アルゴリズム革命とAIのインパクト、②クラウド・コンピューティングの本質とは、③IOTとビッグ・データの進化とは、④フィンテックの恩恵はあらゆる企業に及ぶ、、⑤日本企業がこれからすべきこと です。

 今年に入り日本の新聞紙上や各種メディアで急速に科学技術の進歩と我々の生活への影響が喧伝され始めました。これから雇用環境はどのように変化するのか、どの産業に破壊的イノベーションが普及するのかが現実の問題として順次具現化します。これらの変化を単に受けいるのではなく、自分事としてその意味を理解し、自分は何をするのか、出来るのかを考えておく必要がありそうです。日々是好日。

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