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吾喰楽家の食卓

五日遅れの鏡開き(追記あり) 

2017年01月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

藪入りは、死語になりつつある。
今では、丁稚奉公や徒弟制度が消滅し、週休二日が定着したので、藪入りが特別の日ではなくなった。
元々は、お嫁さんが嫁ぎ先から休みを貰って実家へ帰る、里帰りことだったらしい。
江戸時代、それが商家にも広まったという。
奉公人が年二回、小正月(1月15日)と盆(7月15日)の翌日、新しい着物と履物や、小遣いを貰って、実家へ帰った。
7月16日の藪入りは、名前を盆休みに替え、何となく実体は残っている感じがする。

ところが、1月16日の藪入りは、余り口にする人は居ないようだ。
私自身、先日の落語会で、噺家さんがマクラで触れたから、頭にあるだけである。
今年の藪入りの朝、今季で一番の冷え込みだった。
熊谷の最低気温がマイナス5.3℃だったというから、わが家では、もう少し寒かったのかも知れない。
水道管が凍り、水は大丈夫だったが、温水器は午後まで使えなかった。

藪入りとは関係ないが、鏡開きの日に手付かずだったお供えを、五日遅れで食べることにした。
餅は乾燥していないから、硬いけれど、包丁で切ることが出来る。
小さなお供えを縦に切り、その切り口を下にして、5mmほどの厚さに切った。
薄く油を引いたフライパンに、切ったお供えの半分を丸く並べた。
ピザソースは、パスタソース(アラビアータ)で代用した。
その上に、ピーマン、ウインナーソーセージ、チーズを載せ、弱火で焼いた。
頃合いを見て、少量の水を加え、少し蒸し焼きすれば仕上がりである。

形は良くないが、味は悪くない。
丸く仕上がっていれば、普通のピザに見えるはずだ。
フライパンの大きさに合わせれば、丸く仕上がる。
でも、使っているフライパンの直径は26cmだから、とても一人では食べ切れない。
このブログを書いていて、良いアイディアが思い浮かんだ。
丸いアルミ皿を、使えばいい。
もっとも、来客にご馳走する訳ではないから、そこまで遣る必要もないが。

   *****

写真
1月16日(月)の昼餉(餅ピザ)と夕餉(胡麻カツオと味噌ポテト)

※アラビアータをピザソースとして使うことは、一般的なことらしいと、投稿後に分かった。



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卯の月さくらさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

フィジリアラビアータのお昼を食べ終えたところです。
昨日に続き、アラビアータです。

一人分だと、アルミホイルを使って、オーブントースターもいいですね。
洗い物が減るのが、有り難いです。
今度、試してみます。
有り難う御座います。

2017/01/17 12:05:54

お餅のピザ

さん

私も残ったお餅で作るピザ、好きです。
私の場合はアルミホイルを使って
オーブントースターです。
吾喰楽さんのおっしゃる通り、
アルミホイルの
「丸いお皿」のようなものですね。
洗いものも減って後片付けも楽なんです^^

2017/01/17 11:39:47

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