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2016年12月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 耕すこと

 この写真はいつもの散歩道にある傾斜地にある日当たり最高の農家の畑。数日前までここでキャベツの収穫が行われていました。その畑は今、耕され、掘り起こされた溝の中に収穫後のキャベツの葉や、茎、等が肥料として埋められています。農家の人はこうして一見不要と思われるものまでリサイクルし土地を肥沃にするのですね。

 昨日は清水能楽師の謡曲レッスン。謡曲を初めて習った曲、「鶴亀」。今、清水プロから「鶴亀」を再度習い直しています。昨日は第二回目で、謡の声の出しかた(一言、一言、明瞭に声を押し出すように謡うのが基本)、サシ、一声の謡い方、(サシは序破急、一声は節をたっぷり、他は早く、緩急をつけて)、拍合、拍不合(拍合は一言、一言、枡に入れたように、拍不合は伸ばすところを伸ばし)などの基本を学び直しています。

 特に、太鼓、小堤などを入れ、拍子と間をどのようにとるかなどはこれまで勉強したことがなく、大変参考になります。サシはイントロで静かに間を取り、一声は”歌”で、間のとり方が全く違います。西洋音楽は四拍子が基本ですが、謡は八泊が基本です。「鶴亀」をボサノバで謡うとどのようになるか、等全くこれまでのレッスンと異なる指導方法です。

 ある意味、私のこれまでの謡のレッスンでカチカチになった畑(頭)を耕され肥料を入れてもらっているような気持になります。能の考え方、仕舞(相舞の考え方)等は、簡単には私の頭にはその基本もなく、難解ですが、その世界に人生をかけ修行されておられる能楽師なので、奥深いものがあります。来年からは東京芸大の先生としても活躍されます。日々是好日。

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