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今日も、ダサい、私　

2016年08月13日
テーマ：音楽

先日、私は闘病中の親友に、ピアノを演奏して、それを添付メールで送ろうと、脳天気な事を考えたのだったが・・。


そのときに、家族が、「もうこの年だから、怖いものなしの精神で、録音したものをユーチューブに載せたら・・？」と、意外なことを口にした。


ユーチューブにアップするのは、登録すれば、さほど難しい事では無いらしい。


主人は、「売れている演奏家なら、ユーチューブに載せるとCDが売れなくなるデメリットがあるけど、売れない演奏家は、CDに録音するより効率が良いかもなぁ・・」と、言う。


成る程、一理ある。


そこで私は、まず自分のガラケイで録画してみて、それをパソコンに送って、実体験してみた。


古いガラケイだから、一分程度で終わってしまうのだが、音源だけよりは、聴く方は面白いかもしれない、とも思ったが・・。


すると数日後。


主人が、主人のノートパソコンとかマイクなどを、ピアノ室に運びこんでてきて、

「試作だから、気楽に何回か、弾いてみな・・」という。


そこで私は、まだその時点では決別していなかった、ショパンのノクターンを、数回弾き続けてみたのだった。


その間主人は、前方からとか、後方からとか、鍵盤の上の指の動き、等のバージョンを撮影して、暫くすると、それを編集して見せてくれた。


まさか、試作とは言え、半日でできるとは・・！


そうと知っていたら、部屋も片付けて、お化粧もして、洋服も着替えるんだったのに・・。


主人も、ピアノ室の背景は気になったらしく、今度は整然としているリビングで、ギターと共に、自分の弾き語りの撮影を始めた

ピアノは運べないけれど、ギターの弾き語りならば、リビングでも、路上でも、駅構内でも（笑い）場所を選ばない・・。


それも、ちょっと私が外出していたり、生徒が来てピアノ室に籠もっている合間を見て、次々と制作を始めたのだ。



主人は元々、写真写りが良い方なので、演奏はさておき、遙かにそれは、私のに比べて絵になっているのだった。



何だか、映像造りへの気合いが、一気に減衰してしまった、

今日も、ダサ〜い私であった。

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