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吾喰楽家の食卓

他人の痛み 

2016年06月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

伊豆の旅は、八人乗りのミニバンで行った。
往路は三列あるシートの最後列に座ったので、運転手と助手席の会話が全く聞こえない。
悪いことに、数日前、補聴器が壊れ修理に出していた。
借り物の補聴器だから、なおさら聞こえない。
聞き返したら、「〇〇だよ!」と、必要以上に大きな声で云い直した。
相手に悪気がないのは解っているが、心が痛んだ。

富山の旅は、軽自動車と見紛うほどの小さな車で行った。
同乗のお二方は、助手席とその後ろにいる。
やはり、借り物の補聴器なので、よく聞こえない。
それでも、小さい車だから、伊豆の旅ほどは苦労しなかった。
二人には、度々の聞き返しで、迷惑を掛けたことには違いない。
旅先で補聴器が直った旨の連絡を受け、帰宅する前に引き取った。

月曜日の国立演芸場中席は、直った補聴器で初めて聴く落語だった。
今までと、聞え方が全く違う。
壊れる前から、少しずつ性能が落ちていたようだ。
これなら、最前列でなくても、よく聞えるかもしれない。
中学生の時、初めて近視の眼鏡を掛け、世の中が明るく見えたことを思い出した。
残念ながら、補聴器は、眼鏡ほどすっきりとした効果はないが。

目が不自由な方のご苦労は、難聴者とは比べものにならないのは、想像に難くない。
それでも、傍目でその障害が判るので、援助を受けられる利点はある。
難聴は、それが見えないだけに、不用意な言葉で傷つくことが少なくない。
もっとも、これが健常者としても、同じことである。
要は他人の痛みを、どれだけ理解出来るかだ。
最近、ある出来事で、その難しさを痛感している。

   *****

写真
6月14日(火)の昼餉と夕餉



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シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

自分のブログを、読み返して書いています。

貴方が誡めを感じたとしたら、私の文章の拙さゆえです。
飽くまでも、自分の言動を省みてのことです。

2016/06/16 12:10:35

友情の絆、なのでしょうね。

シシーマニアさん

おはようございます。

今日のブログは、惜別の文ですよね。
いかにも優しい、吾喰楽さんのお気持ちだ、と思いながら読みました。
そして、きっと其処には、私に対する誡めも、彼女に代わって書いていらしたのではないかと、察しています。

本当のところは、私にはわかりませんが・・。

2016/06/16 11:06:32

澪つくしさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

当地、如何にも梅雨らしい、雨が降っています。

若いんでしょうか?

私、自分で云うのも変ですが、結構、他人に対して思いやりがある男だと思っています。
ところが、女性の機微に疎い所があるようです。
心ならずも、不用意な言葉で、他人の心を傷付けてしまうことがあります。

2016/06/16 09:12:17

シチュエーション

澪つくしさん

吾喰さん (^∇^*)オハヨ♪

今にも振り出しそうなお天気です。

その状況とか状態とか立場とかが違っても、
幾つになっても”心が痛む”って、若い証拠ですよ!

鈍感になるのとは違います。

私もそうやって、自分に強くなって来たように思います。

2016/06/16 08:53:35

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