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年賀状ファイル 

2016年01月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:妻のこと

早いもので、今日(十一日)は、鏡開きである。
四日や十五日の地域もあるらしい。
元々は二十日だったが、徳川家光が四月二十日に亡くなり、早くなったそうだ。
今までの鏡開きは、月命日だから、忌日になる。
鏡開きが早くなったことで、松の内も短くなった。
関東では、七日までが一般的だ。
今年の松の内は色々あり、大いに楽しめたが、松が取れると、しばらくは外出の予定がない。
その間、家の中の片付けをしようと思っている。

元旦は生家で新年会があり、スナップを撮った。
次兄はパソコンを遣らないので、撮った写真はプリントして郵送している。
今年はセルフタイマーで集合写真を撮ったから、それを待っているはずだ。
スーパーへ行き、セルフの機械で人数分をプリントした。
定型サイズの封筒が必要なので、引き出しを探した。
ところが、引き出しの中が、酷いことになっていた。
来客があると、あらかじめ室内を掃除するが、引き出しや戸棚の中は片付けないで済ませている。
先ずは、妻あての年賀状などの、葉書を整理することにした。

妻が使いかけた、年賀状ファイルを使おうと思った。
葉書の処分も考えたが、一冊で収納出来そうなので、先ずは年号順に揃えることにした。
ところが、西暦と元号の記載位置がバラバラ、西暦に至っては字が小さすぎて見にくいのもある。
毎年、絵柄を変えるのは当然だが、年号の記載位置は統一して欲しい。
それでも、何とか揃えると、1997年から亡くなる2009年まで、十三年分の年賀状があった。
それを、古い順に年賀状ファイルに収納した。
次に年賀状以外の葉書も、同じことをした。
数枚のポケットを残し、全ての葉書が整理出来た。

最近、食後酒は飲まないようにしている。
炬燵で何かしながら飲んでいると、ついつい酒の量が多くなってしまうのだ。
この日の夜、お茶を飲みながら、昼間整理した葉書を読むことにした。
整理している時は、年号と差出人を見るだけで、文面は読んでいない。
古い順に読んでいくと、当時の記憶が蘇って来た。
年賀状以外の葉書は、晩年に集中していた。
四・五人の友人からのもので、病気に関することが、細かい字でぎっしりと書いてあった。
「目頭が熱くならなかった」とは云わないが、概ね懐かしい気持で読むことが出来たのは、日にち薬ということなのだろう。

   *****

写真
1月9日(土)夕餉と年賀状ファイル



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彩々さんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

今日のブログは、辛い気持を抑えて、サラッと書いたのでは、決してありません。
本当に、サラッとした気持です。

私に何も云いませんでしたが、古くからの友だちには、「自然に恵まれた地での生活を、エンジョイしている」と、伝えていたようです。

2016/01/11 20:24:44

今日のBlogは

彩々さん

辛すぎてすぐにコメントできませんでした。

>1997年から亡くなる2009年まで、十三年分の年賀状があった。
それを、古い順に年賀状ファイルに収納した。

賀状とか手紙とか取って置くと残された者には
夫婦の歴史でもある懐かしさが有りますが
その年、その時の思い出が鮮明に浮かび上がります。

だから出来るだけ残さないほうがいいのかもしれません。

2016/01/11 19:49:19

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

大きなクローゼット2個分の洋服は、義母と義妹に手伝って貰い、あらかた処分しました。
ところが、妻が使っていた引き出し(テレビの台)は、邪魔ではないので、そのままだったんです。

次は10個ほどある衣装ケースを、片さないといけません。

2016/01/11 09:20:47

手紙

さん

おはようございます。

私は年賀状やその他の手紙類は、その年の箱に入れ、一年の終わりに大きな箱に移します。
その際に、古い年賀状から一年分処分しています。
心の籠った葉書や封筒に入った長文などはそのまま保存です。
でも、夫の物は、三回忌くらいに、すべて処分しました。
夫からの、夫婦げんかの詫び状も、何故かあって、抱きしめて泣いた記憶があります。
年賀状も年々少なくなりました。
親が亡くなって喪中だったり、本人が亡くなったりで。
私は片付け上手ですが、それでも思い出に関する物と、趣味で集めた焼き物などは中々思いきれません。

2016/01/11 08:50:59

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