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バーグマンとキムタク 

2015年11月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

先日買ってきたDVDで、古い映画の「追想」を見た。

原題は「Anastasia」

ロシア最後の皇帝ニコライ二世の息女、アナスタシア皇女が、本当は生き延びていた、という噂の一つが、ストーリーである。

皇女発見で一儲けしようという策略家が、ユル・ブリンナー。皇女役が、イングリッド・バーグマンである。

「ハリウッドから遠ざかっていたバーグマンが、七年ぶりにカムバックし、アカデミー主演女優賞に輝いた作品」という一文に、私はたちまち惹き込まれてしまった。


もともと、イングリッド・バーグマンは好きな女優さんだ。

「カサブランカ」のDVDは、何度見たかしれないし、「オリエント急行殺人事件」での、バーグマンとは気付かないほど、先入観からかけ離れた役作りも衝撃的だった。

けれど、今回のアナスタシアは傑出している。


本当に記憶喪失の皇女なのか、それとも精神を病んで皇女と思い込んでいるだけなのか、その狭間で本人自身も思い悩んでいる表情は、まるで彫刻のように美しい顔立ちをさらに引き立てて、賞賛の言葉も浮かばない。

そして、「カサブランカ」のエルザも、「オリエント急行」の家庭教師も、人格こそ違え、同じ声同じ面立ちでバーグマンが演じているのだから、それは一種、ファンにとっては醍醐味とも言える。


思えば、木村拓哉の演技に関して、「どんな役を演じても、木村拓哉」という批判をよく聞くけれど、同じ声同じ人物が表現するからこそ当然のことに過ぎないのに、なぜ役作りに於ける彼の非凡さを、そこからくみ取ろうとしないのか。


まあ、業界人の間では、非常に高い評価を受けているらしいから、私が気をもむこともないのだけれど・・。



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ロマンチックコメディが好きです

シシーマニアさん

吾喰楽さん、コメントありがとうございました。

実は、私は若い時は殆ど映画は見ていないのです。大半は、後日のリバイバルかDVDです。

ジョン・ウェインや西部劇は、ほとんど見ていません。テレビでは、弟と一緒にララミー牧場(でしたか?)を見ていました。

木村拓哉評価で、共通性は誕生しましたが・・。

2015/11/30 15:57:41

映画

吾喰楽さん

同い年なのに、観た映画が、随分と違いますね。
私は、ジョンウェインです。
また、西部劇ではありませんが、高校生の時に観た、「草原の輝き」に感激しました。
複数回、観ましたよ。

特別、ファンではありませんが、木村拓哉は、いい役者だと思います。

>どんな役を演じても、木村拓哉」

いい意味で、同じことが云える名優が、沢山いると思います。

2015/11/30 08:05:53

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