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晴れたらいいねオフ会「相模原里山ハイク」(1/3) 

2015年07月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

サークル「晴れたらいいね」が解散しましたので、ブログに転載します。

5月1日、快晴の夏日に恵まれ、「相模原里山ハイク 小倉山から志田峠」の、稜線歩きを行った。

参加者は、ヨゴサン、ヒロピィさん、ひのきさん、mariji3さんとその友人2名、そしてMOMOの7名になった。

JR横浜線橋本駅改札口に、9時25分の集合時刻には全員が揃い、バス停に移動。予定通り、32分発新小倉橋経由三ケ木行きのバスに乗り込んだ。
9時51分、相模川に架かる新小倉橋を渡ったところにある宮原のバス停で下車。県道510号線に出て、小倉橋方向に折れ、140mほど県道を歩いて右折、畑の中の道に入った。畑を抜けて河原橋まで、高差30m程の段丘から森の中のジグザグ道を下る。道端にはオカタツナミソウが沢山咲いていた。県道511号線に出て串川に架かる河原橋を渡る。橋の袂にもバス停はあるが、ここを走るバスは少なく、利用することはできなかった。

10時3分、下平の集落の中を上る道に折れ、200mほど進むと集落の中に変形十字路があり、大保戸方面という矢印に従い左折する。段丘上のほぼ平坦な道を250mほど進むと集落が切れ、圏央道の下を潜って大保戸の台地への登り坂になる。Uターンする方向で圏央道に並行する上り坂で、しばらくして圏央道と同じ高さになり、その後は見下ろす様になる。450mほどで、U字状に折り返して大保戸の台地に出るが、折り返す箇所の真下に、3月29日に運用が開始されたばかりの、真新しい相模原ICの料金所が見えた。10時27分、大保戸の台地上の畑地に出た。ここで車道と分かれ、小倉山の登山口へ台地の東端の道を進む。ここまでは、アスファルト道が大部分で、陽射しが強く暑かった。木陰で小休止をとった。

5、6分休んで出発。山道入る所が緑色に塗装された横断歩道橋になっている。歩道橋の下は砕石会社の専用道路で、大形のダンプカーが砂埃を巻き上げて下って行った。歩道橋を渡ると、いきなり森の中を登る山道である。先頭を行くと、蜘蛛の巣に引っかかる。拾った枯れ枝を振り回しながら登る。ずっと樹林が続き、展望はゼロだが、強い陽射しは、ほぼ完全にさえぎられていた。しばらくは急な上りだが、10分ほどで、尾根のコブを巻く道に変わり、傾斜は緩くなる。小倉山の西側直下は砕石場なので、時折ガリガリという音が聞こえていた。10時45分、尾根に出る。少し先で左の斜面に送電線巡視路と思われる山道が分かれているが、指導標は無い。尾根の上を進む。道の右側には時折錆びた有刺鉄線が張られている。航空写真で見ると、稜線の僅か下まで砕石で切り崩されている様だ。

10時58分、尾根の小広い場所で2度目の小休止にする。4、5分で再出発。ここから小倉山山頂までは緩傾斜だった。11時7分山頂に到着。「小倉山327.2m」と油性ペンで書かれた小さな立て札と3等三角点の石柱があるだけで、展望も広場も何も無い山頂である。その先が下りになるので、やはり山頂だったのだと思うだけである。一旦下ってコブを2つほど越えると、地形図で313mと示された小ピークがある。このピークの高差にして30m程の登り返しが大変な傾斜で、虎ロープが張ってある。階段など整備されていないので、足場が悪い。ロープの世話にもなる。

11時21分、313mのピークに登り切った。道はここで2つに分かれている。顕著な尾根道は第一展望台に続いている。しかしながら、過去には展望が効いた時もあったのかもしれないが、現在は名ばかりで、昨年10月に行ってみたが梢越しにも殆ど展望は無い。大回りにもなるので、左に小倉山林道の峠に下る道をとった。ここからは、自分にとっても未知の山道だった。ここまでの道に比べ、不明瞭なことは無いが、歩く人が少ないのが、藪が被さり気味のところもある。急な下り坂だったり、トラバース部分が崩れかけている所があったり、お世辞にも歩き易いとは言えない道だった。

11時35分。小倉山林道に出る。舗装道路では無いが、藪から抜けてホッとする。しばらく林道を歩く。この部分は峠になっていて、林道自体が尾根道である。5分程で、林道は尾根を離れ、稜線の北面を巻く道になる。その箇所の尾根には明瞭な山道があるので、それに入る。ここも指導標などは無い。しばらくは緩やかな上りである。藪を心配していたが、その心配は無用だった。樹間からは橋本地区の高層ビル群が見える所もあった。時折尾根に沿って白い径1.5cm程の直線的な何かの植物の根が伸びていた。帰宅後、ネットで走り根などで検索してみたが何者かは分からなかった。先頭を歩いていたので、知らなかったのだが、mariji3さんの友人が6mほどの長さに切り取っていた。石で叩いても千切れず、最後は鋏を使ったそうである。何のためかと言うと、ザイル代わりに使えるという事だったそうだ。直線にピンと張った形だったので、硬いかと思ったが、切り取ると靭やかだったそうだ。

11時48分、緩やかだった尾根道は、突如として高差30m程の急登に変わる。木に掴まったりしながら登る。急登を過ぎると樹木の隙間から左下に相模野カントリークラブのコースが見えて来た。樹間からはゴルファーの姿は見えなかったが、フォアなどと叫ぶ声が聞こえて来た。ここに至るまで、ハイカーとは全く出会っていなかったが、驚いたことに、一度前方に二人のモトクロス用のバイクライダーの姿が見えた。自分達が立ち木に掴まってやっと登った激坂をどう乗り越えてきたのだろうか。脇道も見当たらない尾根道である。地形図に290mと記載されているピークは急では無かった。
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写真は、開通したばかりの圏央道相模原ICと小倉山林道の先の登りから相模原市街の眺望



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