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吾喰楽家の食卓

明日は我が身 

2015年06月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

表に救急車が停まっているのに気が付いたのは、午前6時30分のことだ。
我が家の二軒先の玄関先に、ストレッチャーが置いてあった。
数人の救急隊員の動きが、慌ただしい。
門扉に鍵が掛っているのか、ブロック塀を乗り越えて出入りをしていた。
しばらくすると、空のままストレッチャーを救急車に戻した。
救急隊員の一人が、電話で何か話をしているのが見えた。
しばらくして、再度、救急車からストレッチャーを降ろして来た。
結局、ストレッチャーに誰も乗せず、救急車は午前7時少し過ぎに帰って行った。

その家は、高齢の女性が一人で暮らしている。
先日、スーパーで、彼女がタクシーに乗り込むのを見かけた。
頻繁にタクシーが迎えに来ていたのは、買い物へ行くためだったらしい。
最寄り駅へ行くとき、一緒になったこともある。
少しくらい歩くのは、問題がないようだ。

我が家は、L字型をした路地の外側の角に位置している。
リビングの南側一面が、ガラス戸で、道に面している。
ガラス越しに見える三軒のお宅に限っては、人の出入りがよく見える。
近所づき合いはあるが、他人の生活にあまり興味はない。
それでも、「貰い物ですが」と、ご近所から野菜を頂くと、「あの時のか」と、判ることもある。

この日、午前8時ちょうどに、タクシーが迎えに来た。
大きなリュックを背負い、タクシーに乗った高齢の女性の足取りは、案外としっかりしていた。
一人暮らしの家に救急車が来たのだから、本人が呼んだのであろう。
ストレッチャーを二度も出し入れしたのだから、搬送を拒否されたのではないはずだ。
事情は判らないが、その後、その家は電気が消えたままである。
時々、来ていた、ご子息の所へ行ったのかもしれない。
元気で居ることを願っている。
「明日は我が身だな」と、しみじみ思った一日である。

   *****

写真
6月13日(土)の昼餉と夕餉



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喜美さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

人間、必ずしも、歳の順ではありません。
ある程度、歳を重ねれば、運命と考えるしかありませんね。

残された人生がどのくらいあるか、分かりません。
悔いのない毎日を、過ごすしかありませんね。

2015/06/15 09:47:19

運命

喜美さん

上の団地は早く出来ましたから
お年寄りばかりで救急車は良く来ます
最も私も2回お世話になりました
主人が気が付き呼んでくれましたけれど 今は救急の時電話がつながるのが我が家はあります 警察と救急車につながるらしいです 倒れて一人でしたらそんな事出来ないし 其のままでも仕方ないと思います

2015/06/15 09:36:10

Reiさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

お久しぶりです。
お忙しい最中、拍手をありがとうございました。

私、若い頃、激しい腹痛で、救急車に乗ったことがあります。
まるで、トラックの荷台のようでしたよ。
尿管結石でした。

2015/06/15 08:55:00

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

情報、ありがとうございます。
私も、条件を満たします。
そちらへ、越そうかしら。(笑)

我が町の状況を、調べるのが先ですね。

2015/06/15 08:50:09

こわいですね

Reiさん

おはようございます。
お久しぶりです。
私は数年前、自宅の前におばあさんが倒れていたので、初めて救急車を呼びました。
近所の老人施設から、一人で抜け出して!?来られたようです。
施設の方が探しに来られたので、お任せしました。

本当に、いつどうなるか…
怖い話ですね。

2015/06/15 08:45:56

彩々さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

たとえ、短時間でも、意識を失なうとは、怖いですね。
こういう時は、二世帯住宅だと、心強いです。

私も、時々ですが、飲んでいて意識が無くなることがあります。
寝ちゃうだけのことですが。

2015/06/15 08:43:38

調べました

さん

身寄りがあっても、同居しないで、その地に単身で暮らしていれば、当地は老人ホーム団地みたいなので、最優先で入れます。
市役所で調べ済みです。
そして、、同居家族が居ると、順番が回って来ません。
しかも、子供の扶養になっていると、入居費が、子供の所得に準じてなので、高額です。
自分の一人世帯なら年金生活なので安価です。
私の夫の身内は、特養の施設長だった関係で、その手の事情には詳しいのです。

下手に子供と同居すると、ナビ友さんのお宅のように、子供世帯に、大きな負担が行く事を私は恐れるので、断固同居拒否です。

2015/06/15 08:30:44

やっぱり、考え込んでしまうお話

彩々さん

ここナビに集う私たち、半分くらいは
シングルが多い気がします。
誰にでも起こり得る問題ですが、この
高齢のご婦人、気丈な方ですね。
普段からお一人だと、異状を感じたら
救急車!と、思っておられたのでしょう。

今回は救急車のお世話になることなく
済んだ模様ですが、そうした事態を
予想して入院をされたのでしょうか。

私もこの地に来て、午前7時半ごろパタッと
意識が遠のいて、倒れたことがあります。
幸い、在宅時間の娘の声ですぐ意識は戻り
ましたが、救急車を呼ばれたので悪いと
思って歩いて乗り込みましたが。
笑い話で済みましたが、それをきっかけに
「無理は禁物!」の意識で、のんびりを
決め込んでいますが…決め込み過ぎかも!?

2015/06/15 08:09:53

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

タクシーに乗り込むときは、結構、しっかりとした様子でした。
直ぐに、どうこうは無いと思いますが、知る術がありません。

公営の施設に入居するのも、難しいのでしょうね。
身寄りがあると、「そちらへ行け」と、云われるかもしれません。

2015/06/15 08:03:08

明かりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

明かりさんも、似た体験をなさっているのですか。

これからの世の中、珍しくもない光景になるんですね。

2015/06/15 07:56:11

何時かは

さん

おはようございます。

その後、その老婦人はどうなさったのでしょうね?
シニアの一人世帯では、何時かはそんな日がやって来るのでしょう。
夫婦二人で居ても、二人が一緒に逝けるとは思えないので、残った方は同じです。

私は、いよいよ自立できなくなったら、公営のホームに入りたいと思っています。
これが、子供と同居とか近所だと、順番が中々回って来ません。
だから、同居はしません。
どこで寝ていても同じなら、子供に負担はかけたくないのです。
もう少し元気で、突然死の場合は、見守りサービスで悲惨なことは防ぐつもりです。

2015/06/15 07:42:36

救急車

さん

少し似た体験をしまして、私こそ明日は我が身とその時思いました。
買い物からの帰り、3軒先のお宅に救急車が停まっていて、
顔面蒼白の老人男性が担架に乗せられて出てきたのですが、
なんと付き添い人がいないのです。
普段からお一人で、今回もご本人が電話をされたのですね。
いつの間にか独居の老人が激増している、その象徴のような光景でした。

2015/06/15 07:42:35

マリーさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

私は、今の地に越して来て、30年が経ちます。
その時は、今の三分の二くらいの家が建っていました。
と云うことは、お年寄りが多い。
何軒かは、代替わりをしました。
また、新たに若い世代が越しても来ました。
多少は若返っているのですが。

今、空き家が増えて、問題になっていますね。

2015/06/15 07:42:05

救急車

さん

今年のお正月早々、我が家の2軒隣のお宅に救急車が来たようです。
私は高熱を発しガタガタ震えながらも寝入っていたので見ていません。
その方は一人暮らしで救急車が来た時には既にお亡くなりになっていました。
主なき空家には今草がはびこっております。

2015/06/15 07:36:04

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