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吾喰楽家の食卓

酒と料理の相性に関する一考察 

2015年06月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

ご近所から、「温泉に行って来た」と、群馬の地酒を頂いた。
「一番美味しいのを」と云ったら、この大吟醸を勧められたらしい。
知らない銘柄だが、箱に「2年連続モンドセレクション金賞受賞」とある。
パソコンで検索したら、かなり高い。
奮発してくれたのだ。
早速、この日の夕餉で飲むことにした。

たとえ少しでも、毎日、晩酌をしたい。
何を飲むかは、その日の気分で決めている。
天候にも左右され、暑い日だと、先ずはビールだ。
しかし、夕餉の献立で、飲む酒を決めることが多い。
たまに、飲む酒を決めてから、肴を用意することもある。
晩酌は、食事を美味しく食べるためではない。
美味しく飲むために、肴を工夫している。
夕餉の主役は、飽くまでも酒だ。

数ヶ月前から、寄席に通い始めた。
弁当と酒を持ち込んで、開演前に食べている。
この場合は、ビールや焼酎ではなく、清酒がいい。
昼餉だから、主役は弁当だ。
清酒は脇役だから、自己主張が強くてはいけない。
晩酌で美味しい酒が、必ずしも弁当に合うとは限らないと、最近、気が付いた。
数日前、愛飲家の友人と国立演芸場へ行った。
酒は、長野の清酒(普通酒)を選んだ。
創業寛文2年(1662年)の老舗蔵元の酒である。
弁当に良く合い、友人も喜んでくれた。

この日、夕餉の主菜に千葉産の塩サバを用意した。
脂が乗っていて、美味しい。
酒は、土産に頂いた大吟醸である。
吟醸香が口中に広がり、文句なしの味だ。
ところが、双方とも自己主張が強すぎて、喧嘩している。
塩サバには、他の酒が合うようだ。
どんな魚でも清酒に合うわけではないと、再認識させられた夕餉になった。

   *****

写真
6月4日(木)の夕餉



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彩々さんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

蕎麦好きは、知れ渡っていませんよ。
でも、お酒好きは、ばれています。
酔っ払い運転で帰宅し、そのまま車で寝ていたのを、ご近所さんに見られています。
勿論、昔のことです。
威張ることもありませんが、今は車のときは、絶対に酒を飲みません。

2015/06/06 16:47:49

ご近所にその名が轟くほどに

彩々さん

吾喰楽さんは、お酒好き、蕎麦好きが
知れ渡っているのでしょうね。
それにしても良き、ご隣人がおられ
お幸せです。
ホント、どなたにも分け隔てなく接する
お人柄。
ご人徳なのでしょうね。

好きなお酒とそれに合う肴を作り、
好きな時間に、美味しくいただく。
こうした日が、元気に長〜く続きますように!

2015/06/06 16:20:43

マリーさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

胃痛がなくなり、良かったですね。
また、飲まなくても平気なら、無理することないです。

勿論、私も飲みたいから飲むですよ。
でも、飲まないと、胃痛が始まるかもしれません。

2015/06/06 14:32:25

まだ断酒中

さん

美味しく飲むために肴を工夫したり、美味しくお料理を食べるためにお酒を工夫したりと、それぞれ皆様楽しんでいらっしゃいますね。

私は飲みたいから飲む。単純明快なものでした。

今はお酒をやめてますが、飲まないことに何の違和感も不足も感じていません。

胃痛がなくなり体調がよくなりました。

2015/06/06 14:25:50

シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

当然、ワインにも当てはまるはずです。
私は、ワインのことを、あまり分かりません。
でも、濃厚な味の料理を食べながら、貴腐ワインを飲んでも、美味しくないのではと思います。

私は、清酒でいうと端麗辛口の白ワインを、ビールのごとく飲むのが好きです。

2015/06/06 12:17:40

お酒が楽しめて、嬉しいですね

シシーマニアさん

日本酒は飲まないので余り、深くはわかりませんが、ワインにもきっと当てはまるのでしょうね。
私も美味しいワインを戴くと、それを念頭にメニューを考えます。シニアライフとなって、そういった機会もぐんと減りましたが。
でも、昔に比べてお手頃なワインがぐんと増えてありがたいです。

2015/06/06 11:58:03

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

私も、「美味しく食べる為に呑む」でした。
一人暮らしになり、変わったようです。
量的には、少しで足ります。

塩サバと大吟醸が喧嘩した結果、塩サバは、当分、食べたくありません。

「ま・く・ら」(小三治)も、面白いですよ。

2015/06/06 08:53:55

呑兵衛

さん

おはようございます。

>晩酌は、食事を美味しく食べるためではない。
美味しく飲むために、肴を工夫している。

吾喰楽さんは、正真正銘の呑兵衛ですね。

私は、「美味しく食べる為に呑む」です。
大吟醸の場合は、あっさりした白身の刺身とか、青々と茹ったそら豆とか、懐石風の献立に、意識してしますが。

脂の乗った塩サバなら、手頃な佳撰の常温を茶碗で(かなり、江戸が入っています。演芸場で買った本が面白い!)

2015/06/06 08:13:54

パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

“いぶりがっこ”でも、良いかもしれませんね。

酒と肴の関係など、愛飲家にとっては当たり前のことかもしれません。
遊び心で、一考察などとしました。

今回、テーマはすぐに決まりましたが、中々書き始められませんでした。
でも、書き始めたら、意外と短時間でまとまりました。
推敲が足りない気もしています。

2015/06/06 08:05:22

喜美さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

料理により、酒を選ぶ。
酒により、料理を選ぶ。

何れにせよ、贅沢なことです。

2015/06/06 07:43:10

酒と肴

パトラッシュさん

ご高説の通りであります。
「両雄並び立たず」ということがあります。
いっそ、沢庵くらいにしておいた方が、よかったかも・・・

この文、見事なまでに「起承転結」が決まっています。
吾喰楽さん、調理の腕もさることながら、文章を組み立てるについても、習熟の度を、増しているようです。

2015/06/06 07:29:49

お酒

喜美さん

お酒の好きな人は お料理によって
お酒が違うのですか 美味しいお酒は
どんな時もおいしいと思っていました

2015/06/06 07:21:37

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