老いらくの夢へと、一歩一歩

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2015年05月02日ナビトモブログ記事
テーマ：音楽

最近とりつかれていた、老いらくの夢。

「チャイコフスキーのピアノ・トリオが弾きた～い！」

それが、やや現実へと、一歩ずつ進み始めたのだ・・。

もっとも、仮に動き始めた処で、スタートラインに近づいた、という話に過ぎないのだが・・。

練習を始めて、ホールと日程を決めた処で、それは只、本番への道筋がみえただけである。

それが、どんなに大変なものであろうとも。

当然ながら、聴いて下さる方々にとっては、コンサートでの演奏だけが全てであるのだから。

楽しかった女子会から帰宅して、楽譜をAmazonに注文したら、翌日には手元に到着。

演奏時間が５０分弱という長大な曲なので、ピアノ総譜で数えて、90ページもある。

一日、1ページずつ練習していけば、3か月で何とか形がつくだろうか。

演奏会にのせるとしても、どうせ秋以降だろうから、これから半年はある。

今は4ページ目辺りをうろつきながら、わくわく感を堪能している。

このピアノ三重奏曲は、チャイコフスキーが、名ピアニストだった、ニコライ・ルービンシュタインを偲んで作曲した作品である。

今、改めてWikipediaで調べてみたら、

「ピアノを用いるあらゆるチャイコフスキー作品のなかで、おそらく最も演奏が至難である」と、恐ろしい事が書かれていた。

２０歳の時に弾けた曲が、果たして６７歳になっても弾けるだろうか・・。

まあ、これがシニアの図々しさというものだろうけれど。

これからの展開がどうなっても、とにかく練習はしていこうと思っている。

ピアノ弾きは、真面目なのである。