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「晴れたらいいね」オフ会 石老山(その1) 

2015年04月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

4月2日、週間天気予報に出たばかりは、曇りで降水確率40%と不安だったが、前日には晴れで降水確率0%とこの上ない予報に変わっていた。

当初の参加予定者は、ヨゴさん、キタさん、れんげしょうまさんとMOMOだったが、キタさんが蕁麻疹が治まらず行けないということで、残り3名での催行になった。

家を、7時40分頃、自転車で出、JR町田駅の中のコンビニで弁当を調達した。煙草を切らしていたのだが、買い忘れに電車に乗ってから気付いた。八王子と高尾駅での乗り換えがあったが、連絡が良く売店に寄る時間は無かった。集合時間は9時半にしていたが、8時54分に相模湖駅に着き、改札口を出ると、れんげしょうまさんが立っていた。同じ電車だったようだ。しばらく話をした後、煙草を買おうと駅前に出た。自販機はあったが、タスポカードは持っていない。定休日なのか煙草を売る店は開いていなかった。コンビニも近くには無さそうで諦めて駅に戻った。

14分の下り電車が来たので改札口を見ていた。ヨゴさんとは初対面だった。「それらしき人は降りてこないな」と思ったが、実際にはヨゴさんも早い電車で着いていたのだった。人が散ったあと、駅舎の中を見渡していたら、近付いてくる人がいた。ヨゴさんだった。挨拶をしてバス乗り場に向かう。バスは39分まで無かった。天気予報通りの晴天ではなく、風も冷たい。観光案内所の中で待機することにした。
案内所の係の女性に「近くにコンビニはありませんか?」と尋ねると、観光案内所から600m弱の所にあることが分かった。大急ぎでそのコンビニまで行って煙草を買い、戻って来るとバスが待機していた。バスは、以前は相模湖ピクニックランドで、現在はプレジャーフォレストという遊園地に行く家族連れと、石老山へのハイカーで満席になった。

9時50分過ぎに、石老山入り口の停留所で10名余りの団体と伴にバスを降りる。山麓にある相模湖病院までは、舗装車道歩きになる。桜や桃、三葉躑躅などの花を眺めながら、2車線道路からやや急な上り坂の単車線路へと進む。10時9分、登山口の相模湖病院脇に着く。先に歩いていた10人ほどのシニア世代のパーティーは、石老山中腹の顕鏡寺まで通じている車道を選んだ様子だった。

病院の建物と駐車場の間を抜け、顕鏡寺への参道に向かう。寺までは、参道脇にある多くの名前と謂われの解説プレート付きの巨岩を見ながらの登り、参道と言っても幅も狭く、登山道と変わりがない。道脇にはナガバスミレサイシンの花が多く見られた。日陰に咲くスミレである。白いカントウミヤマカタバミの蕾も数多くみたが、残念ながら日差しが無いためか開花している花は見られなかった。1本だけだったが、常緑低木のミヤマシキミの白い花が見頃、そして小形ではあったがサトイモ科のミミガタテンナンショウの花も数本あった。

10時26分、参道の最後の石段を上り顕鏡寺の門前に出る。門前の広場では、先行して到着していたパーティーが準備体操をやっていた。ここで最初の休憩とする。寺の石垣の下の公衆便所のある駐車場からは、見晴らしが良い。その駐車場には車はなかった。相模川下流方面がよく見渡せる。現在は相模原市緑区になっているが、旧津久井湖町の中心部、そして津久井湖湖畔の城山、その先は平野部になり、相模原市の橋本駅付近のビル群が見える。しかし、相変わらずの曇り空、桜の木もあるのだろうが色を失っていた。顕鏡寺は851年に創建された高野山真言宗の寺、本堂前の門内には入ったことがないが、門の外に鐘楼や古びた小さなお堂、小さな屋根の下の6地蔵などが傾斜地にあり、その間には樹齢400年という2の本根が地表を長く伸びた蛇木杉や大イチョウを含む巨木が立ち、古刹の雰囲気のある場所である。
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写真1枚目は、石老山参道の入り口、2枚目は顕鏡寺の鐘楼ほか



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