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音楽HP作りと自然探訪と…
「晴れたらいいね」オフ会 鎌倉朝比奈切通し+α(1/4)
2015年03月08日
テーマ:自然探訪
「晴れたらいいね」のオフ会として計画した「鎌倉朝比奈切通し+α」のウオーキングは、3月1日の天気が悪く、5日に延期しての実施だった。当日は、やや気温は低めながら、朝は快晴に近く、午後次第に曇り空に変わったものの、ハイキングをするには上々の天候となった。
サークルのオフ会は、11月に計画した観音崎ウォークが天候不順で中止としたこともあり、昨年10月9日の箱根明神が岳以来で、また個人的にも植物図鑑サイトの構築に時間を費やし、年末に肛門周囲膿瘍が出てしまったこともあり、10月29日に相模原市内の津久井湖城山公園から小倉山を歩いて以来の、実に久々のハイキングで、多少の不安も抱えながらの実施だった。
少し早めに集合場所の京浜急行金沢八景駅に行こうと、町田を8時22分の始発電車に乗るつもりだったが、早めに家を出たので8時5分の始発電車に乗ることになった。終点の東神奈川駅で降り、真近の京浜急行仲木戸駅から各駅停車の電車に座って、金沢八景駅まで行った。10時集合としていたが到着は9時15分頃になった。駅前のコンビニで昼食の食料を調達して、仲間の到着を待った。
参加メンバーは、ひのきさん、mariji3さんとその友人2名、そしてMOMOの5名だった。
10時に京浜急行の金沢八景駅に集合としたが、隣駅に降りてしまったという1名が6分程遅れて全員が揃った。すぐにバス乗り場に行ったが、当てにしていた大船行きの乗り場がない。鎌倉行きのバスはあったが、次のバスは38分発で待ち時間が長い。地元の人に尋ねたら、その乗り場は京浜急行バス専用で、大船行きを運行している神奈川中央交通のバス停は、国道沿いにあるとのこと。移動してみると、次のバスは30分発だった。
始発なので、全員が着席できた。朝比奈のバス停に10時48分下車。停留所標識脇の歩道フェンスに、矢印とともに「国指定史跡 朝夷奈切通 50m先を右折する」という、日本語、英語、簡体文字、ハングルの4言語で書かれたプレートが貼り付けてあった。50m先というのは矢印の向きとの関係で、バスで来た方向に戻ることになる。この場所の町名は横浜市金沢区朝比奈町で、朝夷奈切通は朝比奈切通とも呼ばれている。
県道から谷合に通じる住宅地の中の道に折れ、橋を渡ると、直ぐのところに注連縄が巻かれた針葉樹の巨木があった。ネットから情報を調べるとイチイ(一位)とのこと。イチイの木は生家にもあったが、こんな巨木を目にしたのは初めてだった。古道に相応しいものの一つだ。
歩き初めて5分ほどで集落が途切れ、車止めと朝夷奈切通の石の標柱のある切通し歩道の入り口に到着。道脇には庚申塔が並んでいる。歩道と言っても道幅は広く2m程はある。朝夷奈切通の道は、鎌倉幕府によって1241年に開かれて以来、つい最近の1956年(昭和31年)に神奈川県道204号金沢鎌倉線が開通するまで、生活道路として使用されていた道だそうだ。そのため、鎌倉時代の道からは何度も改修され、切り通しもより深くなっているらしい。入口を過ぎると、直ぐ頭上かなり高くを横浜横須賀自動車道の橋が越えている。
10時57分、小切通しを通過。道幅よりずっと高いほぼ垂直の岩壁の間を抜ける。横浜市教育委員会の記事に寄ると高さは約16mと書かれていた。長い切通しではないが、これぞ切通しという景観だった。
今の季節、まだ草花はタチツボスミレやコオニタビラコが咲くだけだったが、道脇の法面には実に様々なシダが生えていて目を引いた。イチョウの葉を小さくしたような葉のハコネシダ、そしてオシダ、ヤマヤブソテツ、イワガネゼンマイ、リョウメンシダの5種類をカメラに収めたが、とても全種は撮りきれず、メンバーに遅れたので追いかけることにした。
ほぼ11時ジャスト、朝比奈峠の大切通しの直ぐ手前に到着。熊野神社に向かう道の分岐がある。自分のプランでは立ち寄ることは予定していなかったが、何度かこの道を歩いているひのきさんが「すぐそこだから」と言うので、神社まで往復することにした。こちらは普通の山道、北面で最近は雨も多かったので泥濘んでいるところもあった。山肌を巻き気味に少し上り、尾根を越えると杉の木の間に神社が見えてきた。。朝夷奈切通を開発する際の守護神として、源頼朝が熊野三社大明神を勧進した社とされる歴史ある神社だが、社殿は新しいものだった。人里から離れ、街道からも離れた山中のひっそりとした空間にある社だ。石段を登ると前宮、十数メートル上に奥宮の社殿があった。現在は、朝比奈町の鎮守となっているそうである。
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写真1枚目は、朝夷奈切通の横浜市側入口
写真2枚めは、小切通し
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