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夢を追う人達 

2015年02月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

先日の演奏会は、個人の運営するスタジオで開催された。

閑静な住宅街の一角に、ひっそりと建っている、まるで教会の様な空間。

天井がとても高いので、響きが素晴しい。


その夜の演奏会は、9時くらいに終わったのだが、友人であるオーナーが、夜道は危ないからタクシーを呼びましょうか、と盛んに心配してくれる。

若い女性じゃないのだから、慣れない夜道を歩いて、転ぶ危険性こそあっても、タクシーだなんて・・、と言っていると、丁度若い外国人が帰ろうとしていたので同行してもらった。

「お上手ですね」と褒めるのも憚る位、流暢な日本語を話す人だった。


勿論個人差はあるだろうけれど、当地で出会う異国の若者達の日本語は、目を見張るばかりに素晴しい。


その夜、駅まで一緒だった若者は、アメリカのワイオミングからやってきて、当日の音楽会でピアノ曲を発表した作曲家に、師事しているという。

音楽大学のマスターコースで勉強している、留学生らしい。

あの日本語を聞けば、多分作曲も真面目に勉強しているのだろうと、思われた。


彼は、琴や、日本の楽器の為の作品を書いているのだという。

来月には、在学中の大学で発表演奏会があるので、良かったら聴きに来てください、と誘われた。


外人が作った「琴の為の曲」を、聴いてみたいかと問われれば、ちょっと考えてしまう。

でも、話題性という意味では、面白いかもしれない。

まず、人の注目を引くところから始めるという訳だ。


邦楽の楽譜は、西洋音楽とは全く違っう。


「故国に帰ったら、こんなに優れた表記方法があるのだと言う事を、是非伝えたいと思っています」とその人はさわやかに言って、駅の反対ホームへと去って行った。

夢を追う人達は、よいなあ。



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日本も、大国の仲間入り?

シシーマニアさん

SOYOKAZEさん、こんばんは、

私が若い頃は、日本に来る外国人で日本語を話せる人は、宣教師さんくらいでした。目的がはっきりしていれば、話せるんだあ、と感心しました。
国際結婚した家族でも、相手側の言語を話しているケースが多かったです。
今では、ビジネスの為に日本語を勉強するそうですものね、大国になったものです。
それにしても、留学生が流暢に喋っていると、よくぞ日本へいらっしゃいました、という気がします。

2015/02/12 22:31:56

日本好きの・・

さん

シシーマニアさん こんばんは。

日本が大好きな、外国の方がいらっしゃいますね。
筝曲は、楽譜は見た事はありませんが、音階が違うから、勉強なさったのでしょうね?
私も、聞いてみたいです。

私は肩をおかしくするまで、日本料理の店の仲居のパートを、少しの間していました。

日本人と変わらぬ流暢な日本語、箸も上手に使う方。
金髪女性なのに、襟を小粋に抜いた絽の着物に博多帯のお太鼓(多分)姿。
立ち居振る舞いが、如何にも着なれて美しくて驚いたことがありました。

日本を愛する若き才能、花開くとよいですね!

2015/02/12 20:45:09

婚約時代は・・

シシーマニアさん

吾喰楽さん、コメントありがとうございます。

婚約時代のディナーショーで、越路吹雪を聴いたなんて、さぞ良い思い出でしょうねえ。

奥様は、音楽好きな方だったのでしょうか。男性は、中々自発的にコンサートには足を運びませんよね。

でも最近は、時間的にゆとりのできたシニア・マンを、音楽会でも沢山見かけます。今までは、お仕事でゆとりがなかっただけだったのかもしれませんね。

2015/02/12 20:21:53

音痴

吾喰楽さん

こんにちは。

私は、自他ともに認める音痴です。
今ほどではありませんが、子どもの頃から難聴だったので、そのせいにしています。
もっとも、ベートーベンの例もありますね。

それでも、妻とは、時々、コンサートへ行きました。
一番の思い出は、婚約時代に行った、ホテルのディナーショーの越路吹雪です。
子どもが生まれる前は、小澤征爾さんを始め、色々、行きました。

外人が作った「琴の為の曲」って、興味があります。
小学生の時、ラジオかテレビで聴いた、「春の海」に感激したことを思い出しました。

2015/02/12 14:39:18

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