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人生いろは坂
人工知能
2014年06月08日
テーマ:テーマ無し
ここのところはっきりしないお天気が続いている。そして寒暖の差も大きい。どうも自律神経の失調によるアレルギーと言うものがあるらしい。
季節の変わり目になると鼻づまりが生じたり全身のあちらこちらがかゆくなる。かゆくなり始めのころは熱が出始めることのように何となく
ゾクゾクとする。初めは花粉症などを疑ってみたのだが気温差によるアレルギーだと知ってその症状を比較するといくつもの似たところがある。
自衛策として急に気温が下がった時は多少暑くても厚着をする方が良いようだ。
私の場合、体の調子は夏場の方が快調だ。そして長い夏が終わり急に冷え込む日が多くなり始めると急に体調が悪くなる。寒暖差アレルギーの
始まりだ。何とも厄介なことである。ともあれ自らのことは自ら処すことにして早めの予防以外に対処の方法はない。出来るだけ医者に頼ること
なく自分のことは自分が一番よくわかっているので自分で治すように心がけている。風邪などの軽い病気も然りである。私たちの体は自律神経が
支配している。肺や心臓が機能しているのも自律神経の働きに他ならない。自律神経が機能しているからこそ生きていける。
さて、先日の新聞に人工知能が人間を超える日が来るかもしれないと書いていた。既に囲碁や将棋やチェスなどと言ったものに人工知能が関わり
タイトルの保持者や段の所有者などと対戦している。しかし、これはあくまで人間がコンピュータにプログラムを組み込んでの勝負である。
人工知能自らが人間のように勝負の行方を判断しながら石や駒を進めているわけではない。過去の膨大なデータを組み込んでいるに過ぎない。
そして相手の出方に対しあらゆるケースを素早く検索し次の一手を打ち出す。と言ったようなことだが本物の人工知能となると遭遇する全てのことに
対し自己判断によって駒を動かすことになる。文字通り人間と同じような判断や行動がとれるようになることだ。
「2001年宇宙の旅」の映画では宇宙船に搭載された「ハル」という人工知能が長い宇宙線での航海を見守る役割を担っている。その「ハル」が
旅の途中で謀反を起こす。宇宙船の乗組員と「ハル」の熾烈な戦いが展開される。とうとう人間は「ハル」の電源を切り機能を停止させてしまう。
「ハル」は宇宙船の全機能を掌握しコントロールしていた。時には乗組員の話し相手もする。手足こそ持たなかったが目の代わりとなるレンズがあり
相手を認識することが出来た。これに手足が付けばまさしく人間を超えるようなロボットとなる。
そんな日が遠くない。私たちの生活はどのように変わっていくのであろうか。ロボットたちが大船団を組んで宇宙のかなたまで探索する日が来る
のだろうか。夢は尽きない。しかし「ハル」のように馬鹿で愚かな人間どもだと判断し、人間を抹殺するようになるかもしれない。人工知能がやがて
人間を超えようかと言う今もくだらないことで相争ってお互いに傷つけあっている人間をどのように思うのだろうか。人工知能を作りだした人間自身が
もっと自覚をしなければならない時代がすぐそこまで来ている。まずは高度な人工知能が登場する前に人間自身がわが身を処すことから始めなければ
ならない。
雨が小康状態になり一気にさんさんと日が降り注ぎ海の方を眺めると巨大な入道雲が立っていた。もう梅雨空の厚い雲の上は夏なのだ。これから
長い長い夏が続くことになる。こうして季節は巡り去っていく。私の人生で幾たびの夏を過ごし冬を迎えたことであろう。こうした日々は年輪の様に
わが心と体に時を刻みつけてきた。
昨日は作っていた野菜の苗を畑に植えた。この中で幾本の苗が実を結ぶのであろうか。苗を買って植えたトマトは既に小さな実を付けていた。
そしてキュウリもナスビも花が開き始めた。やっと畑にも本格的な夏が来たようだ。周辺の竹藪からのタケノコがいつの間にか林立していた。
これからはイノシシの活動が始まる。電撃防止器を動かす時期を見定めている。
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