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いつまでも浦和レッズ
2014年の浦和レッズJリーグ第13節
2014年05月11日
テーマ:今日の気分
5/10(土)16:04から、対戦相手のフランチャイズ・NACK5スタジアムにて大宮アルディージャとの試合が行われた。
浦和レッズは旧浦和市を本拠地とし、大宮アルディージャは旧大宮市を本拠地にしているため、浦和市と大宮市が合併する前から両者の対戦は“埼玉ダービー”と言われて、その時の順位争いとは別の両チームのプライドを賭けた戦いがあった。
その浦和市と大宮市が合併して一つの市「さいたま市」になったのだから、ライバル意識はより一層強いものになったのは当然である。
今季のJ1で同一都道府県内に2チームあるのは“ガンバ大阪”と“セレッソ大阪”のある大阪府、“横浜F・マリノス”と“川崎フロンターレ”のある神奈川県がある。
今季に限らなければ、神奈川県には“横浜FC”や“湘南ベルマーレ”もJ1で計3チームあった時があり、静岡県の“清水エスパルス”と“ジュビロ磐田”、千葉県の“柏レイソル”と“ジェフユナイテッド千葉(元市原)”も同一県内のチームだったと記憶している。
(“川崎フロンターレ”がJ1に昇格したのはいつか覚えていないが、神奈川県にはかつて“ヴェルディ川崎(現J2の東京ヴェルディ)”や“ベルマーレ平塚(現J2の湘南ベルマーレ)”があった。それぞれがJ1同士で戦ったか、記憶は定かではない。
また、それらのチームが異なるディビジョンであったとしても、天皇杯では対戦する場合があり、XXダービーと呼ばれている。)
いずれにしろ、同一市内に2チームあるのは“浦和レッズ”と“大宮アルディージャ”がある「さいたま市」だけである。
そんな、さいたまダービーのレッズのスタメンに、今季、大宮アルディージャから[禁断の移籍]をしてきたMF青木拓矢選手がいた。
私はスタジアム観戦していた訳ではないので、想像の域を脱しないが、スタメン選手紹介の時には大宮アルディージャサポーターから、大ブーイングがあったことだろう。
大宮のキックオフで開始されたダービーマッチは、引いて構える大宮に対し、後方からも攻撃の糸口を探しながらボールを持ち、MF平川忠亮選手がフリーランニングで作ったスペースにDF森脇良太選手が上がってくる形で右サイドを中心にチャンスを作るなど、完全にレッズがコントロールするゲーム展開となった。
そして、待ちに待った先制の得点期が訪れた。
前半29分、MF柏木陽介選手が敵陣中央の左から、右足で浮き球のパスを出す。反応したのは、この日、ワントップのFW興梠慎三選手。胸トラップから素早左足でシュートを放つと、これがネットを揺らし、先制点をあげた。
前半の残り時間もレッズがゲームを支配して攻撃を繰り返したが、追加点とはならずに1-0で前半を折り返した。
2点目は後半23分、柏木選手がペナルティエリア手前の中央から左足でシュートを放つ。これが相手GK江角選手の手をはじいてネットを揺らし、追加点をあげた。
2点を追う大宮は交代出場のDF福田選手を前線に上げ、パワープレーでゴールを狙いに来たが、大宮にチャンスらしいチャンスを作らせずに完封した。
GWを挟んだ2週間での5試合を3勝1分1敗で乗り切って、2位をキープした。
さいたまダービーに勝ったことは、単なる1勝ではなく、2勝した以上にレッズサポーターを元気付けてくれた。
「ありがとう、レッズ。We are Diamonds!」
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