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2014年04月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 ウクライナは今?
 
 ソチで冬季パラリンピックが開催されされようとしていた時、プーチン大統領は用意周到にクリミア半島を制圧し、3月16日にはオバマ大統領他欧米・日本を含む各国の反対にも拘らずクリミアでの国民投票の結果を受けロシアに併合した。米国はロシアの政策決定者のビザ発給を止め制裁を強め、欧米諸国もこれに同調、ロシアはG8から外され、冷戦構造が生まれている。
 
 ウクライナは経済的に過去の膨大な対外借り入れの返済をするため、米国、EUから支援を受ける見返りに国内の引き締めをせざるを得ず経済運営は今後とも簡単ではない。一方、ドイツを含めEU各国はロシアからのガスパイプラインにより、30%のエネルギー源を依存しており、日本もロシアからのエネルギー依存率は10%程度にも上る。9/11を境に油価が高騰したため、資源国ロシアの交渉力が強化されていることは無視出来亡くなってきている。
 
 勿論、ロシアのクリミア併合は国際法を無視した行為であり、各国は看過することはできないものの、米国も制裁のために軍事力を使うことは考えていない。米国の世界における影響力の低下から、国際紛争のただなかにある、シリア、アフガニスタン、イラン等におけるロシアの影響力も簡単には無視できない。勿論ロシア経済はエネルギーに偏重したモノカルチャーで、今後の経済発展を考えると、日本を含む各国との協調的経済関係を無視するわけにもいかない。
 
 この辺りで米国の面子も立てつつ、プーチン・オバマ両氏を説得し、ウクライナをフィンランドのような緩衝地帯にする合意はできないものだろうか?ウクライナの経済の立て直しにはロシアのエネルギー支援は当然必要であり、過去のプーチン・安倍外交の成果を見せる絶好の機会ではないか?今般のオバマ来日に合わせ、外務省は是非裏方として両国の立場を踏まえつつ、大人の解決策を見つける努力をすれば中韓も日本の外交力を見直すかもしれない。

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