点声塵語

四苦八苦して… 

2013年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

きょうは、天気も好くウォーキング日和だったが、出掛けず、先日、近くのセレモニーホールからの案内が有った、"人形の供養"に出向いた。
子供達が生まれてから頂いた、雛人形や五月人形、また記念や誕生日などで頂いた、人形や縫いぐるみ等、長い間、暮らしの中に一緒に居て、所狭しと飾られて来たり、奥に積み上げられて来たものだ。
その子供達も、各々独立して出て行って久しくなるが、それぞれの人形には顔も有り、愛着も有り、これらの整理や始末を粗末にも出来ず、これまで悩んでいた。
これを機にと、可燃物と不燃物に分別し、幾つかの袋に詰め込んで、初めての"人形供養会"に臨んでみた、祭壇には人形や縫いぐるみやコケシの様なもの等など、沢山祭られていて、会葬者?も大勢参列していた。
人の葬式と同じ構成で、お坊さんの読経もあり、各々家族?の焼香も有り、ご仏前?受けも有り、人形葬にしては、りっぱ過ぎる感じだった。
会場出口では、お茶や菓子のモテナシもあり、今後、葬儀の折には、当ホールをご利用下さい、と言わんばかりの、パンフレットもちゃんと用意されていた。
場所も近いので、何れ、お世話になるかも知れないが、大分先のことになるだろう。
これまで、"四苦八苦"しながらも、何とか生き長らえたので、まだまだ、人間界を愉しんでから、と思っている。

何か難題に遭って、苦労している時に"四苦八苦"している、などと仏教用語が使われることがあるが、四苦とは、生・老・病・死のこと、
一つ、生…生きる苦しみ
二つ、老…老いる苦しみ
三つ、病…病む苦しみ
四つ、死…死ぬ苦しみ
更に、
五つ、愛別離苦(あいべつりく)…愛する者と別れる苦しみ
六つ、怨憎会苦(おんぞうえく)…怨み憎しむ者と会う苦しみ
七つ、求不得苦(ぐふとっく)…求めるものが得られない苦しみ
八つ、五蘊盛苦(ごうんじょうく)…肉体や精神の高揚とともに感情や理性の苦しみ
 *この世は"無常"だから、人は、初めから苦しみの世界に生きているようだ。

♪互いに誤解し合って結ばれたが、理解し合って別れた
♪してしまったことを悔やむより、したいことをしなかった方が、悔やみは大きい
♪食事は自分の好みに合わせ、服装は社会の好みに合わせよ
♪恋は自分の好みに合った人を、妻は社会の好みにあった人を



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受容

さん

去年の愛犬の供養も人間並みで立派でした。
供養は執着を手放すための儀式なのでしょうか。
喪失は苦ですが、手放し、受容する力を育てることは苦から逃れるため人が持つ最大の道具だということですね。そのことを知れば怖くはありません。
仏陀は見抜いていたのですね。
こだわりを捨て、受容する力を育てながら、前を目指して生きていきたいと思います。

2013/10/15 00:35:37

四苦八苦

トパーズさん

四苦八苦の意味、今まで深く考えたことが
なかったので、とても勉強になりました。
納得です。有難うございました。

2013/10/02 06:03:50

苦しみ〜〜♪

みのりさん

プラチナさん

生きる苦しみ〜〜♪
たくさのの言葉
いですね〜〜♪

参考にさせていただきます。〜♪

*私のブログも覗いてね~~♪

2013/09/30 10:45:14

なる程!!

さん

私も顔のあるものが捨てられません。
この辺りで 人形葬は聞かれないです。調べればあるかも知れませんね!!(^-^)

2013/09/30 00:11:04

なるほど

さん

お人形さんの供養はさておき、
音符のついた四行は含蓄がありますね。

私には二番目が心痛い(T_T)

2013/09/29 21:57:07

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