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6月23日 小下沢〜堂所山〜相模湖駅(その1) 

2013年06月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

6月23日。月曜日に高尾山から南高尾山稜を歩いたが、期待したほど花写真が撮れなかったので、再挑戦することにした。

今回、選んだコースは、JR高尾駅からバスで裏高尾町の大下まで行き、小下沢林道を終点の関場峠まで歩き、堂所山(731m)に上り、相模湖へ下るルートだった。
 
家を8時過ぎに出て、9時半頃JR高尾駅に到着。コンビニで弁当を仕入れ、9時52分発の小仏行きのバスに乗る。今日も増発バスが出た。大下のバス停に10時10分に到着。バスを降りたのは自分だけだった。
 
小下沢への入り口近くのコウゾの木に、朱色の木苺に似た実が沢山付いていたので、一粒食べてみた。結構甘味があった。JR中央線の線路と中央道と圏央道の八王子JCTを眺め、中央道のコンクリート橋下を潜る。ここを歩くのは、5月2日の「晴れたらいいね」のオフ会で景信山から高尾山に歩いた時以来2度目になる。
 
景信山への登山路が分岐する小広場までの林道脇は刈り払いされた直後であった。10時57分その広場を通過。ここまでの間では、ヒメチドメが目についてカメラに収めた。花かと思って撮った写真は帰宅後に拡大してみたら、残念ながら茎先端の若芽だった。ヤブヘビイチゴの赤い実が沢山あったが、まだ咲いている花もあった。
 
景信山登山路分岐を過ぎて直ぐにまた、車止めのゲートがある。そこからは刈り払いはされていず、道の真ん中にも背の高い草が生えている所もある。道端に垂れたマタタビの蔓に花が付いていた。今が最盛期の様子。花弁は白色だが黄色い雄蕊が数十本あるので、遠目には黄白色に見える。また、蔓の先端部の葉の一部は表面が白いので存在がよく分かる。
 
11時10分。途中の林道脇に「浩宮殿下誕生記念植林」と彫られた石碑が見られた。ここから続いた杉の森がそれであろうか。そこを過ぎると、谷川の向かいの岩壁にイワタバコの葉が沢山見られる所があったが、花茎らしきものは見られなかった。ここでは7月中旬以降の様子。10分ほど行くと、小規模ながら形の良い滝が沢の本流にあった。
 
道を湧き水が流れているところでミゾホウズキの黄色い花が多く見られた。黄色い星形のマンネングサ属の花もあり、相模原市内の平地林で撮ったヒメレンゲと同じかと思ったが帰宅後に写真をよく見たらコモチマンネングサだった。また直立しているカタバミも目に付いた。オッタチカタバミより葉が大きく思える。これも帰宅後調べるとエゾタチカタバミだった。青い花弁が綺麗なツユクサも咲いていた。樹木ではガクウツギが目に付いた。白くて大きい3片の装飾花が目立ったが花は終わったあとだった。綺麗な薄いブルーのタマアジサイは開花中だった。ちょっと残念だったのは装飾花が付いていなかったこと。花が終わって萎れて垂れ下がった花には付いていたのだが…。月曜日の高尾山で撮り逃したウリノキの面白い形の花も間近で撮る事ができた。
 
歩いている途中、マウンテンバイクで下ってきた人がいて驚いた。上りは大変だったろう。関場峠までの間では4,5人の人とは出会った。
 
12時27分。林道の終点に到着。歩道を2分上ると堂所山と八王子城山を結ぶ尾根に出る。関場峠である。標高は540m、堂所山が731mなので190m余りの上りになる。急な登りと緩やかなところを数回繰り返し、12時57分、堂所山の頂上に到着した。関場峠で正午を過ぎていたので、下山してくるいくつかのパーティーに出会っていた。
 
堂所山は、小仏城山と陣場山を結ぶ稜線上にある。高尾山から小仏城山を経て陣場山に至る尾根は人気のあるコースでハイカーも多いが、堂所山は南面に巻道があるため、山頂に立ち寄る人は少ない。この日も山頂には5人ほどの人がいただけだった。森の中の山頂のため、展望は西北西側に限られている。曇り空であったが、陣場山、生藤山が望めた。山頂で昼食休憩を取る。
 
写真1枚目は小下沢入り口から、JR中央線と中央道、圏央道の八王子JCT、2枚目はマタタビの蔓の花



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