メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

音楽HP作りと自然探訪と…

4月4日 箱根湿性花園へ (2) 

2013年04月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 姥子駅の前には、現在の2ワイヤ式のゴンドラが導入される以前に使われていたゴンドラが置かれている。現在のゴンドラに比べるとかなり小さい。

 駅前から「船見岩へ」と書かれた指導標を見て歩道に入った。公園の築山を少し大きくした程度の小山があり上に岩が露出している。上からは芦ノ湖の一部が見下ろせた。船見岩とは芦ノ湖の船が見えるという意味であろうか。岩の大湧谷側が、ちょっとした芝生の広場になっていたので、そこで弁当を食べることにした。

 100m足らずのところををロープウェイのゴンドラが行き来している。遠くには大湧谷の自然観察路のあるところの噴気も見えていた。

 1時半、船見岩を出発。温泉荘の別荘地の中を下る。姥子駅は標高878m。何かしら野草の花が撮れないかという期待を持っていたが、草花はタテツボスミレやオオイヌノフグリ、道端に植えられた水仙くらいしか草花は無かった。樹木ではマメザクラが見頃を迎えつつあった。2時、温泉荘の別荘地を下り切り、県道45号線に出る。仙石原湿原まではずっと下り道である。

 2時20分過ぎ、「高原」のバス停に着いた。ここは有名な、広大な薄の斜面を一直線に斜上する建設を中断した道路の起点である。今は路肩のコンクリートの連なりが2本の平行線に枯れ薄の中を伸び、その間が歩道になっている。薄の斜面の上部は野焼きが済み、黒くなっていた。区画毎に野焼きを行うのであろう。[写真掲載]

 高原のバス停から50m程の所で、バスが通る県道と別れ、湿性花園の前に出る2車線道路の歩道に入った。2時40分に箱根湿性花園に到着。

 湿性花園では4時前まで、1時間10分程かけて園路を巡り、70枚弱の写真を撮った。園内で数が多く目立った花は、ミズバショウ(水芭蕉)[写真掲載]、カタクリ(片栗)、そしてエゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)[追加ページに写真掲載]。水芭蕉は見頃は過ぎつつあったが、蝦夷立金花は立金花より一回り大きく最盛期で黄金色の花が美しかった。
 その他で印象的だった花は、ミスミソウ(三角草)、オキナグサ(翁草)、キクザキイチゲ(菊咲一華)、オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)[追加ページに写真掲載]、エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)、イワウチワ(岩団扇)などなど。
見たくて見られていなかった花が、いくつか見られ嬉しかったが、反面、植物園でなく自生しているところを撮影したい気持ちも募る。

 帰りは仙石原案内所前からバスで小田原駅に直行した。帰宅したのは、7時頃だった。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR

上部へ