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四季の森公園から新治市民の森へ 1 

2013年03月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 3月22日、上天気だったので、花を眺めながらのウオーキングをすることにした。金曜日の夜はボウリングの定期戦に参加しているため、遠方は避けた。

 コースとして選んだのは、横浜市都筑区にある、神奈川県立四季の森公園と、新治市民の森。新治市民の森は昨年歩いたが、四季の森公園は初めてであった。

 横浜線の電車で中山駅に10時25分着。四季の森公園まで徒歩15分である。途中コンビニで弁当を買い、市街地を歩く。四季の森公園の北口への道は遊歩道としても整備されていた。途中コブシの並木もあったが、最盛期には遅く花びらが変色し、散り始めていた。

 四季の森公園の北口に到着。総面積は45.3ヘクタールとのことで規模が大きい。宅地化が進んでいる横浜駅まで30分とかからない近郊で、しかも駅に近い場所に自然豊かな大公園、よくぞ緑地として残してくれたという気になる。(写真掲載)
四季の森公園は、鶴見川の支流の恩田川に注ぐ、小さな川の水源地帯で、起伏に富んでいる。

 北口を入ったすぐの広場の小花壇にショウジョウバカマが植えられていて、見頃であった。広場の先はかなり大きい池がある。5,6匹の亀が石の上で甲羅干しをしていた。
 かなり多くの人が入園しているが、平日で広い公園でもあり、混雑という感じは無い。
 池を過ぎると谷沿いに草原や湿地が続く。ひと昔前は水田だったのだろう。

 谷が2分しているところに、満開の枝垂れ桜の木が1本とミツマタが10本ほど。ミツマタの木の花も見頃。カメラに収める。
 谷状の草原にタテツボスミレの群落があった。
 歩道を進むと谷が狭まり、森の中の道になる。自然林で多様な樹木があり感じが良い。下草も綺麗に刈られていて見通しも良い。樹下の草花も育つ環境が整えられている。
 キブシの花、カエデも若葉の芽生えと共に小さな花を咲かせていた。
 谷の突き当たりは湧き水で鹿威しが作られていた。階段の道を登ると公園南端にあるちびっこ広場。公園の先はひかりが丘団地で中層の住宅ビルが立ち並んでいる。
 尾根道を北に折り返し、花木園の谷に下った。コブシ、緋寒桜、蝋梅など色合い豊かだった。
 枝垂れ桜とミツマタのあった場所に戻ったので、菖蒲園のある谷に折り返す。菖蒲田にはまだ水が引かれていない。(写真掲載)谷を詰めると紅葉の森を通ってちびっこ広場に戻ってしまうので、途中から森の中の階段道を東側の展望台に上がる。
 展望広場と名付けられた傾斜した芝生では、赤い運動帽の幼稚園児達が大勢いてごろごろ転がって遊んでいた。芝生の先は噴水のある南口広場で、ソメイヨシの桜の木が並んでいる。
 展望台は基部から10m程の築山になっていて頂上は円形の東屋になっている。(別ページ写真掲載) 北方を見ると園内の森の尾根越しにずっと住宅地が続いていた。
 展望台から40m位はあろうかジャンボ滑り台があり、お母さんが子供と一緒に滑っていた。滑り台の脇の階段を下ると遊具広場。さほど多くの遊具はないみたいだった。
 花桃が見ごろ。ベンチでは昼時で弁当を食べる人たちも。公園を横切る市道下のトンネルをくぐって東に向かうと中学校脇の坂道。昼休みらしく、教室のベランダに大勢の生徒が出ていた。出た所は清水の谷。
 さらに東へ歩くとまた尾根に上る階段道。この尾根はふるさとの森と名づけられている。尾根を下って公園の東端のさくらの谷にでた。芝生の中に様々な桜やコブシの木が植えられ、花見をする人たちや、写真撮影に余念のない人も。(別ページ写真掲載)
 正午前、公園に入ってから上り下りを何度もやっていたので、空腹も感じ始めていた。ベンチで自分も弁当を食べることにした。
 12時20分、食事を終え、さくらの谷の奥から再びふるさとの森の尾根に上る。尾根伝いの道があるのを予想していたのだがそれが無く、別の階段道を下ることになった。結局、清水の谷の先刻の分岐に戻る。清水の谷の奥は、シャガの群生地になっていた。そしてまた上りの階段道。少々長い。上り切ると市道を渡るもりの連絡橋という歩道橋で南口広場に戻った。
 南口広場は売店やミスト噴水、桜並木、駐車場もある。ここから四季の森公園の南端の平坦道を西口まで歩く。次の目的地、新治市民の森の方角に当たるからだ。
 再びちびっこ広場の南端を通過。この公園入り口の花壇に白とピンクのオキザリスの大輪が咲いていた。西口広場に向かう途中、目立たないがイネ科のスズメノヤリの花、ウグイスカグラの木の花、初めて見たカラスノエンドウの白花、白モクレンの花を撮る。 13時10分、四季の森の西口に達し、公園を後にした。

 初めての四季の森公園内だったので、上り下りしながら、ジグザグにスキャンし、ポイントの場所の大部分は歩いて見た。見応えのある自然と人工の調和のとれた公園であった。

 (長くなったので、今回のウオーキングの続きはまた)




 

 



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