その補聴器聞こえる？

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2013年02月16日ナビトモブログ記事
テーマ：日常

１８：３０　晴れ

妻に頼まれた「米酢」「牛乳」をイトーヨーカドーで買ってマイ袋に入れている時、80歳位のおばーちゃんが自分に向かって、何か喋っている。

おばーちゃんが袋に入れ終わった（？）ように見えたので、横に自分の籠を置いたのだが、押しやられたと勘違いし、気分を害して文句を言っているのかと思った。

片方のイヤホーンを外して、「何ですか？」と優しく聞くとおばーちゃんは「その補聴器良く聞こえる？」と言っているのだ。

予想もしない「補聴器」という言葉に「えっ」と一瞬ビックリした。

「これはイヤホーンですよ」と言うと「なん～だ補聴器じゃないの？似てるから・・・、御免なさいね」と言った。

これで終わったのだが、何で間違ったのだろうと推測すると、おばーちゃんの補聴器もイヤホーン見たいなコードがついていた。

そう言えば、同僚にイヤホーンをしている人がいる。彼に「何でコードを着けているの」かと質問し、紛失防止のためと聞いていたので、おばーちゃんが声をかけるのも無理はないのだと納得する。

補聴器も品質で差があり困っているのか、難聴が進めば何回か補聴器も交換しなければならないと悩んでいるのか・・・と余計な心配をした。

寂しそうに？悲しそうに？語りかけて来たおばーちゃんの顔が浮かんだ。

まぁ、優しく応えたからいいか・・・。