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人生いろは坂

緊急提言 

2012年12月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



緊急提言

 いよいよ投票日が近くなってきた。みんな投票に行こう。そして自らの手で意思表示をしてこよう。
ちまたでは投票する党も候補者もいないという声を耳にしますが比較の問題です。何もかも良いという
党はなくても、この党よりましだという党はあるはず。

 この候補者は今一だけど、この人の所属している党は自分の考えに近いという候補者はいるはず。
ぜひ投票に行って欲しい。

 にわかに高まった近隣諸国からの圧力、尖閣列島の問題、竹島の問題、しかし、この問題は急に
始まったものではない。昔からあった問題だ。

 声高に民主党政権を批判している自民党の安部さん、お聞きしますが自民党が政権を持っていた
時代はどうしていたのですか。全てを先送りにしてきたのは自民党だったのではないのですか。
それをいけしゃしゃと今は民主党のせいにしている図々しさ。

 そして挙げ句の果ては持論の憲法を変えるなどと戯言を言っている。冗談も休み休みにして欲しい。
そんな事をしたら、それこそ全面戦争だよ。今の日本の経済力で自前の軍隊など維持できるの。誰が
兵隊になるの。あなたが先頭を切って戦地へ行くことが出来るのですか。戦地へ派遣するのは自分や
自分の身内ではなく、赤の他人。

 太平洋戦争の時がそうだったじゃあありませんか。お金持ちは自分の子どもを戦地にやりたくない
ものだから軍の幹部に裏金を渡していたではありませんか。同じようなことを考えているのですか。

 原発は危険なもの、そしてやっかいなお荷物だと言うことは初めから分かっていて原発政策を進めて
きました。その理由は何ですか。日本も核武装をしたいという密かな願望があったからではないのですか。
だから危険だと分かっていながら原発を増やしてきた。そうじゃあないのですか。

 この断層だらけの地震列島のどこに安全な場所があるというのですか。まさに今の原発の多くは
辺境の地に作られています。そんなところは元々曰く付きの場所なのです。人の住めない危険な場所
なのです。そんなところに作って、みすみす事故が起きるのを待つようなものではないですか。

 核反応は化学反応とは違います。化学反応は異常であろうがなかろうが反応が終われば沈静化します。
しかし核反応は一度反応が始まれば終わりはありません。大なり小なり反応は続きます。永久に熱を
押さえる装置が必要なのです。冷やす水がなくなれば暴走するのです。

 そんな危険なものを制御しようと言う方が間違っている。よほど思い上がった考えだと言えるでしょう。
核は今の人間の手ではどうにもならない危険物です。言い換えれば宇宙が出来た根本原理を制御しようと
言うのと同じ事なのです。核分裂というのは簡単に言うとそう言うものです。

 それを隠して人の良い地方の住民をだまして辺境の地に原発を作り続けてきました。金をばらまき
原発を作り続けてきました。その後押しをしてきたのが他ならない自民党だったのです。

 はっきり言えば目先の消費税など問題ではありません。経済の活性化など争点になりません。原発
問題は次元の異なる緊急性を要する命に関わる問題なのです。

 私達は長い間、マスコミにだまされてきました。民主党が政権を取ってから始まったのが小沢問題と
鳩山さんのお金の問題でした。検察が作り出した架空の話を材料に出来て間もない民主党政権を揺さぶり
続けてきました。

 あなた達は本当に事件の裏を取ってきたのですか。信憑性を確認して記事にしてきたのですか。
新聞やテレビやラジオは天下の公器です。裏も取らずに検察の垂れ流し情報に飛びついて記事にして
きたのではないのですか。売れさえすればいいと言うさもしい考えで記事にしてきたのではないですか。

 そして正しく事件を語ってきた人を闇から闇へと抹殺してきました。社会的に地位を剥奪し犯罪者と
して葬ってきました。3年数ヶ月という時間と無駄なお金がでっち上げ事件のために消費されてきました。
これを国家的な犯罪や無駄と言わずして何と言えば良いのでしょうか。

 経済の復興は夢のまた夢です。そもそもこれ以上に経済を大きくして何をしようというのでしょう。
再び高度経済成長のような時代は絶対に来ません。幻想は捨てた方が良い。当時とまるで社会的な
条件がまるで異なるからです。

 私達が経験した経済成長は敗戦によって何もかも失ったことから始まりました。そして人口はうなぎ
登りに増え、消費はとどまるところを知りませんでした。良くても悪くても作れば売れる時代だったの
です。今とは社会的条件がまるで異なります。

 高齢者ばかりが増え社会保障費はうなぎ登り、その上、高齢者の医療費は怖いほどの増加です。こんな
状況の中で少子化の時代に手厚い社会保障を維持しようと言うのが無理なのです。その無理を承知で
消費税を上げようとしている。上げても上げてもきりがないのが少子高齢化時代の実状なのです。

 日本人は自立の意識が足りない。それは高齢者と言われるようになった私たちも同じす。自分のことは
自分で始末しなければいけません。こんな時代の備えをしてこなかった私たち高齢者が悪い。

 働き盛りにはそんな心構えもなく無計画に金を使い、野放図な生き方をしてきた結果の現れではない
のですか。中には健康に配慮した生き方をしてこなかった人も少なくない。当然の報いだとは言え
ませんか。
 
 むろん高齢者や社会的弱者と言う人の中には気の毒な方も少なくありません。出来るだけの
ことはしてあげる方が良いのですが、出来ることには自ずと限界があることを考えておくべきでしょう。

 資本主義経済は行き詰まりを見せています。それは日本だけではありません。それは当然の結果なの
です。これから先、一時的には良くなったとしても同じ事を繰り返します。お金や物ではない本当の
何かを探し、それを生きる糧にしなければならない時代がもう来ているのです。

 お金や物は必要最小限で良い。自分や家族の命を繋ぐだけで良い。何よりも戦後の経済復興から立ち
直り、頂点を極めたときに次は何を求めるべきか考えなくてはならなかった。何か満たされないものが
一方にありながら深く考えることもせずに先送りをしてきたのが今の姿です。

 ヨーロッパにもその矛盾が現れています。むろん日本にも形こそ異なれ状況は同じです。莫大な国と
地方自治体の借金をどうしますか。

 さて、投票日が近くなりました。どうか投票に行き自分の意思表示をしましょう。こんな「だらしの
ない日本」にしてきたのは私たち有権者の責任です。政治家を批判する前に自らを振り返って見るべき
です。自らの心の現れが今の世相なのです。これは他でもない自分が作り出したものなのです。若い
世代の人に言っておきます。先輩達と同じ道を歩かないように。自分の道は自ら切り開いて行くものです。


中日新聞の社会部長の論評を掲載しておきます。

 気になることがある。衆院選を前に過日、小紙が行った世論調査の結果だ。例えば、優勢が伝えられる
自民党についてみてみよう。

 比例で自民党に入れるとした人の三割弱が、「憲法九条」の改訂には反対だと答え、実に半数近くが、
将来的な「原発ゼロ」を求めているのである。

 言うまでもないが、自民党は九条を変える、と宣言している。そして、原発は維持していく立場だ。

 無論、この二つの課題に対する回答者の賛否と投票先の主張がずれている例はほかの党でもみられる。

 こうした“矛盾”、考えられる理由は二つだ。一つは、九条や原発以外にその党を選ぶ決め手の公約
があるという可能性。そして、もうひとつは、その党の主張をよく咀嚼(そしゃく)せず、「何となく」
投票先に決めているというパターンだ。前者ならまだしも、後者はあまりに危険である。

 二度と戦争をしてはいけない、というのは無論、戦争に少しでも近づくことがないようにせよ、
というのが、先の大戦で途方もない犠牲を払って、日本が得た教訓だ。戦後の日本はその教訓の上に
築かれている。その礎である九条を変えるというのは、とてつもなく重大な判断である。

 さらに、あの原発事故は夥(おびただ)しい数の人から故郷を奪い、大事な国土の一部を放射能で
汚して、事実上、二度と人の住めない土地にした。<あとで閉められない扉は開けてはならない>。
そんなペルシャの諺(ことわざ)をあらためて苦々しく想起する。

 大震災後初の衆院選が始まった。ここで問われるものとは、だから、私たちが失敗や悲劇から学べる
国民なのかどうか、である。

 「何となく」は禁物だ。この国の行く末、子どもらが生きていく国のありようを決める投票−。
そう考えれば、こんなに怖い選挙はない。

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