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流老記

雨に思うこと。 

2012年05月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

予報通りに
昼過ぎから雨、で
とにかく寒い。

会社員時代から
いや、もっと前の高校山岳部時代から
雨が嫌いだった。

あの頃、初めての合宿で
食事当番か幕営当番かに振り分けられたとき
食当に積まれた食材の多さに驚き
天幕ぐらいしか背負う物がなかった幕当に
勢いよく手を挙げたのが懐かしい。

食材は日を追うごとに減るが
天幕は雨に会うと倍ぐらいに重くなる。

目先の楽を追うと
後で苦しむということを
身をもって知った苦笑いの経験だ。

会社員時代も
毎週月曜日の朝は会議があり
雨の日ラッシュの通勤がイヤでイヤで
たまらなかった。

最近は車内冷房も入っているが
あの頃冷房などなく
雨だから窓も開けられなくて
ぎゅう詰めの車内は汗地獄だった。

背広にネクタイだもの
今ならとても耐えられない。

電気料値上げとともに
節電が叫ばれているけれど
あの頃に戻れるのだろうか。

金の無い多くの民が節電し
金の有る一部の富裕層が
停電の心配なくバンバン電気を使えるなんて
なんだかなあ…



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