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ニャンコ座リポート
我がことのように (4/7)
2024年04月07日
テーマ:テーマ無し
大事な告知から。私のマッサージをしてくれている、師匠のレッスンを受けたこともある、いっちゃんの看病でヘトヘトだった時に助けに来てくれた、R.R.Singersの仲間だったこともある、かつては私の教え子だったさっちゃんが、200組→20組の予選を突破して、本日遠軽からの「NHKのど自慢」に出ます。半崎美子さんの「布石」を歌います。
4〜5と函館に行って、その間はかなり体調良かったのですが、今までの例から言うと、昨日はその反動で寝たきりになりそうなものでしたが、車をお願いできたので、チョクちゃんのコンサート「なおみコンチェルト〜声って楽器が好き! 50%の宝箱〜」に行けました。 チョクちゃんは、ファーチレのメンバーの中でも、(他を知らないだけかもしれませんが)プロに近い人の中の1人です。憧れの人です。チョクちゃんの表情、立ち振る舞いも、私が目標にしている人です。それがです。 3年前、突然歌えなくなってしまったのです。どういう状態だったのか、当人ではないので、何ともわかりようもないのですが、それを乗り越えての復活コンサートでした。本人は50%と感じているそうで、残りは伸びしろだとのこと。 いわゆる「フォーカルジストニア」だったのでしょうか。当初は恐怖で、泣いたって、当然でしょう。コロナのせいで1年以上延期になった「天地創造」で、チョクちゃんはおそらく苦しみの中で、ソロを歌ったのだと思います。私は、股関節を治して初めてのコンサートでした。斜め後ろから見たチャクちゃんは、背筋をぴんと伸ばし、いつものように微笑んで(ほほ骨が上がっていたから)座っていました。だからチョクちゃんは絶対に大丈夫と思いました。 私もパーキンソン発症直後と、そして去年秋からと、2度思ったように歌えない状態になりました。1度目は薬の調整でいつの間にか治り、今回は師匠に助けてもらいながら良い方向には向かっていますが、まだ満足はできていません。努力はしていますが、治らないかもしれません。だから、チョクちゃんの事、我がことのように思うのです。 コンサートは、池波正太郎の「剣客商売」の朗読。バッハと日本の叙情歌でした。共演は、ヴィオラ・ダ・ガンバと電子チェンバロ。いつもに増して、美しい富士額のチョクちゃんは、コンサートができる喜びにあふれていました。懐かしい人にも会えたし、お客さのファーチレ率は高かったです。 町内会のごみ拾いです。「自分の事は自分でやる。やれないことはやってもらう。やれることはやってあげる。みんなに義理がある。その義理を果たすのが人情」なので、行ってきます。やってるふりして、お弁当もらって帰ってきます。そして、のど自慢を見ます。泣くわ、これは。
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