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のんびり。
「君は海を見たか」
2024年03月18日
テーマ:テーマ無し
〔1971年/日本〕大和造船の技師・増子一郎(天知茂)は、妻を亡くし、一人息子の正一の面倒は、妹の弓子に任せきりで、仕事に忙殺されている。ある日、正一が体の不調を訴え、弓子が病院に連れてゆくと、余命3カ月の癌であると診断される。一郎は、今まで、正一の事を全く構ってやらなかった事を後悔し、残りの時間を、一緒に過ごそうと決める。休職願いを出した一郎は、正一が見たがっていた、高知の海に連れていくが・・・。子供が親より先に亡くなるのは、なにより悲しい出来事だと思うけれど、この映画は、難病になった息子と向き合おうとする、企業戦士の男の物語。天知茂さん演じる主人公・一郎は、仕事仕事、仕事だけが命の男で、息子の正一がどんなに甘えても、話し掛けても、上の空。頭にあるのは、造船のことだけ。「二十四時間戦えますか」という昭和の流行語を地でいっている。そんな正一が癌を発症すると、なんと一郎は、正一の面倒を見てくれていた妹に、「手遅れになるまで気付かなかったのか」と、独り言のような、責めているような、言葉を発する。なんて勝手な。妹はまだ学生なのに、自分の時間を割いて、正一の面倒を見てくれている。自分は親の役割を放棄しておいて、なんなんだ、その発言は。しかし、一郎は、その時の妹の返事に、大変なショックを受ける。「正一は、数カ月前、 ”お父さんに体調不調を訴えたけれど、 お父さんは仕事の本を読んでいて、聞いていなかった” と言っていたわ」と。あぁ、人は、取り返しがつかない所まで来なければ、反省する事はないのだな、と思う。人の事は言えない。私も気を付けなければ。昭和、といえば、学校の先生も、とっても昭和。学校で「海の絵を描く」というテーマで、生徒たち全員が、青い海を描くなか、正一だけが、真っ黒い海の絵を描く。担任の先生は、「海が黒いなんておかしい」と、まるで、正一の人格まで否定するかのような発言を。個性を大事にするという、今の学校で、そんな事を言ったら、問題になると思う。絵の出来にもよるだろうけれど、一人だけ黒い海を描いた正一の絵は、今なら、むしろ、褒められるかもしれないな。評価 ★★★☆☆
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