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ニャンコ座リポート

青春だなぁ (3/10) 

2024年03月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 たぶん4時くらいだと思うのだけれど、ド〜ンと言う大きな音がして目が覚めた…ように思うけれど、夢だったのかしら? 新聞などで良い評価を受けていた「せかいのおきく」を見てきました。小さな映画館ですが、思いの外人が入りました。
 安政の時代の、下肥買い:集めた排泄物を農家に売り、農家がそれを肥料として使い、新たな農作物を作ることで、無駄のないリサイクルが行われていた:の若者と、武家でありながら貧乏長屋で父親と暮らすおきくの物語です。 江戸時代の話ですが、子供の頃は、母はお便所の下肥を汲んで、畑にまいていました。ご近所もそうでした。 映画はほとんどがモノクロで(カラーだったらさすがにきつかったと思います)、江戸で下肥を買い、周辺の農家に売る仕事買いが描かれました。完璧なリサイクル社会です。ベルサイユ宮殿にすらトイレが無かったし、窓から道路に糞尿を投げ捨てていたパリに比べたら、すばらしいじゃありませんか。 おきくは事件にまきこまれて声を失ったけれど、周囲の人たちの思いやりや、若者に恋をして、乗り越えていきます。周囲の人たちは貧しいけれど、悪意を持つ人はいない。お金が絡んで悔しい思いもしてくじけそうになるけれど、決してあきらめない。 たくさんの良い言葉があったのですが、その中でも、お寺の住職が言った「役割って字は、役を割ると書きますでしょ」には、思わず納得しました。どんな人にも役割があるんです。 でも正直なところ、私は江戸時代の人じゃなくて良かった。暖房の付いた便座に座って、お湯で洗浄して、水に流してなかったことにする。何と何とありがたいことか。 おきくと好いた中次とその先輩の矢亮とが何やら楽しそうに、「青春だなぁ」と言う言葉で締めくくられます。糞尿まみれな話なのに、大切な事を思い起こさせてもらえて、苫小牧の冷たい風の中、シネマを後にしながら、心がほほ笑んでいるのを感じていました。 付け加えるなら、その後カレーを食べました。ヒャッ本日のネリ心の短歌マルチはぎ難しいけどさぼられず  力まかせに宙にまわせてさぎよう着は毎日かへる当たり前  化粧するのも我のプライド 師匠の発表会で、固まっている脚に自信が無く、さりとてある程度はヒールも欲しい。テレビで見た、森山良子のドレスの下の厚底スニーカーに「これだ!」と膝を打ち、とうとう6cmヒールの、キラキラガラス玉の付いたシルバーのスニーカーに出会えました。

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