メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

ホップステップエイジング

なぜヒトだけが老いるのか? 

2023年12月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『なぜヒトだけが老いるのか』の著者は 小林 武彦 さん。
その本によれば、「人間以外の動物に”老後”というものはほとんどない」というくだりがあった。
風邪や下痢のような感染症に罹り、くしゃみをしたり、お腹を壊したりしてじっとしている動物の姿は見ることがあったとしても、癌や認知症のように長寿に伴う病気はない。
死ぬ前の動きが悪くなった状態を老いた状態とすれば、野生の動物にはそれが存在しないのである。
生態系は基本的に「食べる-食べられる」関係で維持されているので、動きが悪くなると食べられて死んでしまう。
だからのんびりした老後を迎えることはなく、ほとんどがピンピンコロリだといういうのだ。
ところが、人間は閉経の後も、つまり子供が産めなくなっても生きている陸上で唯一の哺乳動物である。
これが「長い老後」になったようだ。
ヒトの本来的な寿命はおそらく約55歳で、数十万年前にはそれくらいの年齢になる前に生殖を終えてサケと同じく老後を迎える前に死んでいたと考えられる。
それは生物は身体能力が低下すると自分で食べ物を得ることができなくなるが、人間は元々集団で互いを助け合って生きており、栄養状態が改善され医療も進歩したこと、代わりに子どもの面倒を見てくれる年長者の助けがあったことで、生き延びるようになったというようなことがその理由だった。
最近では人に飼われているペットも「老後」を迎えているそうだ。
もともと犬も猫も野生動物で、その死に方はピンピンコロリだった。
しかし最近ではペットフードが改良されて栄養状態がよくなり、激しく動き回ることもなくなった為だそう。
人間的な生活を送ることで死に方もヒトに近づいてきたというのだ。
人間は長寿を獲得したことで、加齢性疾患と闘いながら老後を生きるというライフスタイルになったと言う。
いまは長い老後をいかに生きるかが問われる時代。
その分、健康のことや、お金のことなど心配も尽きない。 人生百年時代を生き生きと過ごすにはどうすべきか?
「自分は何を大切にしているのか」「どのように働いて生きていきたいのか」をしっかりと考えて進んでいけば、自分らしく生きやすくなる時代ともいえる。
有形資産は言葉のとおり形ある資産のこと。
一方目には見えずお金に換えられない「無形資産」がある。
この資産は、スキルや知識、人脈や人間関係などの「生産性資産」。
「受容する柔軟さ」や「挑戦する向上心」などを指す「変身資産」。
環境の変化が目まぐるしいなかで、年齢で区切らず長く働き活動し続けるように不安や変化を受容し飛び込んでいく力が求められる。
三つめが「活力資産」。まずは健康であることが前提である。
そして長い年月をかけて良好な関係を築いてきた家族や友人の存在は、前向きな気持ちを保つのに必要なものである。
心と体が健康であれば、いつまでも若々しく元気に働き続けられる。
高齢になってからではなく、若いうちから、自分の得意なもの、人より自信があるものを見つけておく事が老後に繋がる。
そうして、寝たきりとか介護のお世話なしで元気に暮らしたいものである。
?


>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ