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ニャンコ座リポート
I have パーキンソン病 (11/16)
2023年11月16日
テーマ:テーマ無し
いっちゃんを亡くし、認知症が進んでいく母をどうすることもできず、そんな2008年、樋口了一さんの「手紙」は身につまされて聴けませんでした。驚いたことに、その時すでに彼は、パーキンソンを発症していた(今年で17年目)のだそうです。 右肩甲骨周辺が急に重くなった・・・左右の違いがあるけれど、まさにそれです。病院や整体に、その後2年で15ヶ所通い、2009年にようやく診断が出たって、泣きそうに良くわかる話です。ギターが弾きにくくなったとか、発声がうまくいかないとか←私が今不安に感じていること。 不思議なタイトルの映画「いまダンスをするのは誰だ?」は、樋口さんの話ではなく、松野さんと言う方が、ご自身の実話をもとに、病気の実態を知ってもらおうと映画化を発案したもので、樋口さんはその主演です。 診断が出た時、公表しまくった私と違って、松野さんも樋口さんも、最初は隠していたそうです。それには事情があるってものでしょうが、苦しいと思います。単なる怠け者とか、能力低い人とか思われますよね。 映画の中ではプロのカメラマンの言がきっかけで、自らの生き方を見つめなおしていきます。映画の中に「I am パーキンソン病ではなく、I have パーキンソン病。特徴のひとつだ」と言うセリフがありました。いやそんなもの、持っていたくはないけど、確かにそうだと思いました。 薬・生活習慣・リハビリをがっつり連動させて、進行を緩やかなものにして、やれることをやっていくことなのでしょう。樋口さん17年目でライブ活動やっているし、映画の中でランニングしていました。「いまダンスをするのは誰だ?」最初は、樋口さんは主題歌の依頼を受けただけだそうで、その後主演依頼を受けて、俳優は初めての事だけれど、快諾したそうです。理由は「やったことがないと言うだけの理由で断るのは面白くない」と思ったからだそうです。 何故のダンス。きっかけは、リハビリのダンス療法で、目的は娘に向き合うため。なぜか、「ダンス」に強く心惹かれたのです。ダンスやりたい。私もダンスをやれば、体も心も楽になりそうな気がします。やったことは無いけどね。パーキンソンは積極的に公表して、病気の周知に貢献するべきです。たくさんの人に見てほしい映画です。本日のネリ心の短歌恋をした好きな人とは結ばれず なんだあいつかなんだこいつか恋をした老いも若きもお祭りだ 彼女と彼氏老人ホーム すず子ちゃん、笑顔が戻って良かった。1番輝ける道を行くんですね。
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