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ニャンコ座リポート
ウリハッキョ:私たちの学校 (11/13)
2023年11月13日
テーマ:テーマ無し
キ〜ンと冷える日は、たいてい良い天気です。寒い以外快適な朝のニャンコ座町を出発して、千歳を過ぎる頃北西方向を見ると雲が見えました。札幌を西に折れて進むと、やがて日差しは無くなり、とうとう雪が降り出しました。 本当ならば、超多忙な牧野さんの力になりたいのですが、遠方であることと、自分ちの畑すらままならない分際で、ブルーベリーの冬囲いを2本、やったというにはおこがましくて、すみません。雪が少ないニャンコ座町では、やらない作業です。 午後は、映画「ウリハッキョ」の上映会でした。とは、朝鮮語で「私たちの学校」の意。この映画は、札幌市にある北海道朝鮮初中高級学校を、韓国の映画監督が同校に併設されている寄宿舎に3年間寝泊まりしながらおさめた2006年に公開されたドキュメンタリーです。 大学進学で京都に行った息子を訪ねた折、街中で紺と白の(夏服)のチマチョゴリの高校生の子たちを見て、朝鮮学校の生徒だろう、単純にかわいいなぁと思いました。その後、朝鮮学校が、学校と認めていないことから、公私様々な差別にさらされていることを、時々に断片的に知ることはあっても、私の中に格段の思いもないままに、今日にいたっていました。 こんなに真剣に映画(テレビドラマでも)を見ることなど無いと言うほどに、のめりこんでいました。 そこには、日本がどこかで間違ってしまって、すっかり失われてしまった、学校のあるべき姿がありました。屈託ない子供たちの笑顔、子供と教員の近さ、違いを認めて納得できるまで言う等々。又、高3の修学旅行先である北朝鮮での様子(映画監督は韓国の人なので、同行できない)が、私が持っていたイメージとは全く違っていて、驚きでしかなかったこと。 昨日の上映会の提案者はは、農芸学舎スタッフのミリョさんです。彼女の言葉を借ります。【知る→受け入れる→考えて自分ごととして行動】できる社会に〜 まだまだ書きたいことがあるので、今日はここまでといたします。本日のネリ心の短歌花びらのような雪降り一年を 悪きことだけ消し去るようにシングルの寂しき時をうめるよに 暖めあえば来る年楽し 写真は、参加者があげてくれたものを使わせてもらっています。おやっ、窓の外を見ると、雪がちらついています。
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