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ニャンコ座リポート
楽譜逆差別 (9/28)
2023年09月28日
テーマ:テーマ無し
昨日は泣きたいほどの(比喩ですよ)良い天気でしたが、今日はこれから雨です。
老健施設主催の「ゴスペルコンサート」に行ってきました。場所は、例の「オサムシ展示館」の多目的ホールでした。 神山みきさんと竹下静さんのお二人です。車を運転して、津軽海峡フェリーでやってきました。神山さんはギター弾き語り、竹下さんはピアノ弾き語りです。お2人とも、お父様が牧師さんなのだそうです。 既成曲、オリジナル曲、ソロ、デュエット織り交ぜてのプログラムで、驚いたのは、津軽海峡があまりにきれいだったのでと、2人で歌った「津軽海峡冬景色」でした。なかなかいいもので、私も歌ってみたくなりました。 コンサート中、副館長のポンさんが何度も巡回して、手を出すと触らせてくれました。 ゴスペルなので、ゴスペルゴスペルしているのかと思いきや、発声もそう遠くなくて、身近に感じることができました。竹下さんのプロフィールを見ると「芸大で日本歌曲を学ぶ」とあったので、さもありなんでした。 終演後、疑問に思っていたことを聞いてみました。私は合唱をやっていて(ソロも好きだけど)、ゴスペルはとてもかっこよくて憧れているのだけれど、ワークショップに行った時、楽譜は使わないと跳ね返された。とてもストレスになって、ゴスペルをあきらめた。そもそもは、楽譜を使わなくても良いという考えから始まったのは、十分わかる。でも、便利な楽譜を使わせてくれたら良いのにね。 答えは、クワイヤーにはそういう考え方がある。仕方ないね。自分たちは、必要に応じて使い分けるとのことでした。気持ちが軽くなりました。ありがとうございます。楽譜と言えば、ジャズの人と話した時も、自分たちは3段楽譜は使わないと、ぴしゃりと言われました。3段楽譜(合唱ならば、6段楽譜)が無いと歌えない私は、非常に困りました。楽譜が読めないとだめだなんて、そんなこと全く思ったことはありません。ただとても便利です。楽譜さえあれば、どんな曲だって、何となくわかります。メローディー譜と伴奏譜が無いと歌いにくい私、つまり耳コピ能力や、コードだけでピアノを弾く能力に劣る私は、ゴスペルとジャズに、楽譜逆差別を受けていると感じて。だからもう、ゴスペル(クワイア)とジャズは聴くだけにして、背伸びして近づくことはやめようと思っています。 本日のネリ心の短歌あわゆきのその儚さに似たる恋 君に届けとかげろへるなり今さらに思いを偲ぶ春の夜の セピア色した写真の君をコンサートの音響は、すばらしかったです。お2人は、しばらく道内を回るそうです。「らんまん」は、総動員感がありました。なして、秀吉まで出るのさ。
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