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じゃばのひまつぶし
2つの手術
2023年09月04日
テーマ:暮らし・生活
胆のう炎の手術は2回行われました。1つは胆のうのたまったゴミ(胆泥)の除去でこれは内科手術、2つ目は胆のうを切り取ってしまう摘出でこれは外科手術。
最初の手術は胆のうに注射針?を指してゴミを抽出。これだけでは周囲の十二指腸・肝臓への炎症の癒着があるとまずいので結局、翌日に胆のうを摘出するはめに。全身麻酔で体が少し暖かくなったなと思った以降の記憶は全然ない。手術後麻酔が覚め、外科医から「うまくいきました」と聞いて安心。バカでかい胆石の塊を見せてくれ、「腐りかかってました」(胆のうが?)とのこと。手術時間は3時間超の長い手術だったようだ。
術後は処置室で一晩過ごす。痛みが強いので痛み止めをもらうが、まどろむ程度。この痛みは炎症ではなく、胆のうを摘出した切腹手術による痛みで日にちがたてば減っていくとのこと。うつらうつらの間に、隣の仕切りのベッドで電気ショックの音がした。心臓が弱っている高齢の患者という感じだったので、その患者さんだろうか。朝にはそのベッドがなくなっていた。
麻酔手術中にいつのまにか尿道にチューブが挿入されていた。術後は体を動かす方がいいらしいが、激痛で寝返りも打てない。体をひねるたびに尿が出るのがわかる。尿意がなくても勝手に出るものとは知らなかった。
尿管チューブは翌日外されたが、看護士が「ちょっと痛いですよ」と言い、身構える隙もなくさっと抜く。「イタッ!」 トイレに行くたびに痛みが出る。薬でも塗るのかと思ったら、「しばらくしたら治まる」だって。
極力体を動かすようにとの指示。ベッドの寝起きのたびに激痛だが、日に日に痛さの範囲と程度が軽くなるのを実感。4日目から点滴から病院食になった。食べる方が回復が早いとのこと。ガスは出るが大便がなかなか出ない。いきむと腹が痛むので、力が入らない。一週間目にようやくスムーズに出たときは、ほっとした。
看護士から朝夕の検査のたびにガスと大便の有無を聞かれていたので言うと安心した模様。
ガスと大便は回復の目安のようで、体の回復機能はまだ正常らしい。
痛みはまだ残るが退院許可が出たのは入院から9日目。やれやれ。
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