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ニャンコ座リポート
縄文人に習いたい (7/25)
2023年07月25日
テーマ:テーマ無し
報道はすすきの事件一色、ほんの少し大谷のトレードですが、1年365日のうち、たぶん350日は足が冷たい私です。昨日一昨日は、調子悪くて切なかったけれど、今日はどうかしら。
コンサートに行った22日は、その前の時間がもったいなかったので、開催初日ってどうかなぁという、若干の心配はありましたが、「北の縄文世界と国宝」を見るために、北海道博物館へ行きました。 博物館と言う場所はけっこう好きですが、特に縄文が好きと言う意識はありませんでした。でも、近頃の人間関係のせいで刺激されることがあったり、この間の農芸学舎でアイヌの勉強をした折、その収蔵品が1番充実しているのは北海道博物館だと聞き、行きたいものだと思っていました。 行きやすい場所だし、混み具合も理想的でした。驚いたのは、常設展は無料で、縄文の特別展だけが優良だったことです。縄文を見に行ったのですが、常設展のすごさにも圧倒されました。 ナウマンゾウの骨格見本の大きさに、子供のようにはしゃいだり、トドの毛皮に口をあんぐりしたり、松前藩などの大好きなジオラマに目が?したり、アイヌと和人の交換レートが、鮭100匹と米2俵なんて、そりゃシャクシャイン起こるわと、ウポポイで思ったのですが、それがちゃんと模型で示されていてわかりやすかったり、とにかく面白くて、時間が足りなくなって、コンサートにギリギリになってしまった位でした。 縄文式土器は、凝った形をしていて、とても美しいです。子供の頃習ったことによると、その後の弥生時代は、稲作が始まって、縄文より文化が進んだと習ったのですが、それは違いました。土器に限らず、縄文の物は、その用途にとどまらず、必ず一手間加えてあります。ゆとりと言うか、遊び心と言うか。そして、そんなことができたのは、縄文の時代は争いをせず、生きることに余裕があったと言う事なのでしょう。 縄文の人たちが、今の私たちを見たら、何と思うでしょう。私たちは縄文に人たちに習うべきことが、たくさんあるのではないでしょうか。ネリ心の短歌母子家庭息子2才でなに知らず 花火に興ず笑声(きょうせい)あげて 愛に似て線香花火燃え盛り 一気に消える跡形もなく 博物館に、道新の、例えば生まれた日の新聞をコピーできる機械があり、まんまと策略にはまりました第1面かラテ欄を選べましたが、テレビなど無かったので、1面にしました。トップは「第三次鳩山内閣発足」のニュースでした。
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